東京商工会議所（小林健会頭）は１０月１１日（水）・１２日（木）、東京商工会議所本部ビル１階多目的スペースにて「ふくしま応援！特産品物産展」を2日間限定で開催します。

福島では、福島沖（相馬・原町・いわき等）の「ふくしま常磐(じょうばん)もの」と呼ばれる、親潮（冷たい海流）のプランクトンで大きくなる豊かな海産物が1年を通じて水揚げされます。特にいわき市では、いわきに水揚げされる魚介類、伝統と工夫から生まれる水産加工品、さらにはそれらに携わる水産関係者も含めて、いわきの「常磐(じょうばん)もの」としてブランド化しています。

今回の物産展では「ふくしま常磐(じょうばん)もの」として名高いメヒカリのから揚げや、揚げかまぼこ、そして震災復興の象徴ともいわれる浪江地区の請戸漁港で水揚げされたシラスをはじめとして、安心安全で美味しい水産加工物を多数販売します。
ALPS処理水の海洋放出が開始されていますが、ALPS処理水の処分に当たっては、「トリチウム以外の放射性物質を規制基準以下に浄化」した上で、「海水でトリチウム濃度を希釈することで、放射性物質の濃度を、規制基準を大幅に下回るレベル」にして福島第一原発から海洋に放出しています。また、トリチウムについては、規制基準の1/40（WHO飲料水基準の約1/7）以下に抑えるとともに、政府・東京電力だけでなく、福島に常駐する国際原子力機関（IAEA）が継続的にモニタリングを行っており、環境や人体への影響はなく、安全であるという見解が示されています。

本催事では、ポスター展示により「福島産の食品が検査により市場流通の安全性が確認されている」こと等もPRし、消費拡大を喚起することを目的としています。

当日は、福島産の旬のぶどうや、福島産の日本酒も販売するほか、福島の水産加工物のPR動画放映や観光パンフレットの配布等も行います。どなたでもお越しいただけますので是非この機会にご来場ください。