東京商工会議所（小林健会頭）は、4月3日（月）～4月27日（木）まで、「新札発行PRパネル展示」を東京商工会議所本部ビル1階（東京都千代田区）で開催いたします。

　当所では、2024年上半期から流通する紙幣の肖像画に当所初代会頭を務めた渋沢栄一翁（以下、渋沢翁）が採用されたことから、新札発行1年前カウントダウン事業を実施しており、同事業の一環として実施するものです。

　本展示では、渋沢翁に加え、渋沢翁と同じく新札の肖像となる北里柴三郎博士、津田梅子先生の功績などをパネル等にてご紹介いたします。

　さらに、新日本銀行券の製造を行う独立行政法人国立印刷局のご協力を得て、デザインや偽造防止技術、ユニバーサルデザインの取組などをご紹介するパネルを展示し、新しいお札についての知識・理解を深めることができる内容となっております。

　展示会は、新日本銀行券やその肖像となる渋沢翁、津田先生、北里博士についての理解を深めることができるまたとない機会です。一人でも多くの方のご来場をお待ちしております。

【新札発行ＰＲパネル展示について】

◆開催日：2023年4月3日（月）～4月27日（木）　（日曜、祝日を除く）※丸の内二重橋ビルの開館時間に準じる
◆会　場：東京商工会議所1階多目的スペース（千代田区丸の内3-2-2　丸の内二重橋ビル）
◆入　場：無料

　また当所では、新札発行を記念し、このほど「渋沢お札メモ帳」の販売を開始しました。

　新一万円札風のデザインで、渋沢翁が微笑んでいるイラストが描かれています。もちろんお札の番号は「4238A1（しぶさわえいいち）」です。

　メモ帳は１冊350円（税込）で、同ビル6階の「東商渋沢ミュージアム」(*別紙1参照)にて販売します（10個以上のご購入で郵送対応可(送料無料)）。渋沢翁が生涯を通じて取り組まれた社会貢献活動に倣い、1冊の購入につき100円の寄付を行う予定です。

　さらに、4月3日（月）より、渋沢翁が設立に係わった王子ホールディングスのご協力を得て、同社ブランドであるnepiaネピアの高級ティシュ（鼻セレブ）の無料配布を開始します。フィルムパッケージ（縦22cm×横12.5cm×厚さ2cm）の表面には、重厚感のある渋沢翁の肖像と、レンガ建築であった東京商工会議所ビル（二代目）が印刷されています。ティシュは、3日以降、関係各所へ配布していきます。


◆パッケージ表面のデザインについて
激動の幕末から明治、大正、昭和と近代国家日本の発展の為に奔走した渋沢翁の人生を、夜明けの空と、重厚感のある肖像、歴史ある建物（東京商工会議所二代目ビル 1899(明治32)年～1960(昭和35)年）でドラマティックに表現しました。
同じ図案の新札PRポスターも全国各所で展開しています。


【東商渋沢ミュージアムについて】
　東京商工会議所が所蔵している渋沢栄一の直筆書物や銅像、動画などをご覧いただけます。
日本最初の商工会議所である東京商工会議所が渋沢等により創立された経緯や活動内容、渋沢が係わった481 の企業（※）の紹介などが展示されており、渋沢や東京商工会議所について知識を深めることができます。また、各地にある渋沢銅像の写真を一覧できる展示が好評です。（常設）

　そのほか、渋沢お札メモ帳、ハンドタオル、カトラリー、マスク、箸、コーヒーなど東京商工会議所オリジナルの渋沢グッズも販売しています。（お買い上げいただいた代金の一部を寄付する取り組みもしています。）
（※）東京商工会議所調べ

◆開館時間：平日 10:30～16:30（土日祝休館）
◆場　所　：東京商工会議所６階（千代田区丸の内３－２－２　丸の内二重橋ビル）
◆入　場　：無料
（注）一部写真撮影不可のものがあります


＜ミュージアムで販売している渋沢グッズのご紹介＞
東京商工会議所では、「逆境の時こそ、力を尽くす」と関東大震災からの復興に尽力した渋沢の精神を受け継ぎ、オリジナルの渋沢グッズを作成・販売。渋沢が生涯を通じて取り組まれた社会貢献活動に倣い、2020年度よりその収益金の一部を寄付しています。

（参考：過去の寄付先/寄付額）
【2020年度】
・東京都健康長寿医療センター（前・養育院）/100万円
・東京都共同募金会/100万円　※東京都共同募金会を通じて各児童養護施設へ寄付

【2021年度】
・東京ワクチンチーム（東京都医師会、東京都看護協会、東京都薬剤師会、東京都歯科医師会）/計100万円（内訳：東京都医師会40万円、東京都看護協会：20万円、東京都薬剤師会20万円、東京都歯科医師会20万円）

【2022年度】
・一般財団法人　あしなが育英会/100万円