東京商工会議所（小林健会頭）は、初代会頭・渋沢栄一翁（以下、渋沢翁）が2024年上半期から流通する紙幣の肖像画に採用されたことから、新札発行1年前カウントダウン事業を渋沢翁の生誕日である2月13日（月）よりスタートし、新札発行PRポスターを製作、全国各所への展開をはかっていきます。
　当所では、従来より渋沢翁の精神を広く周知・啓発することを目的に、様々な事業を展開しております。このたび2024年上半期から流通する紙幣の肖像画に当所初代会頭を務めた渋沢翁（1840-1931）が採用されたことから、新札発行1年前カウントダウン事業を実施します。
　カウントダウン事業は渋沢翁の生誕日である2月13日（月）よりスタート。「渋沢栄一翁の顕彰に関する包括連携協定」の加盟先(*別紙参照)や、渋沢翁と同じく新札の肖像となる北里柴三郎博士、津田梅子先生ゆかりの団体である学校法人北里研究所、津田塾大学のご協力を得て、新札発行を広く周知するPRポスターを2種類製作しました。
　本ポスターは、連携協定先や渋沢翁および北里柴三郎博士、津田梅子先生ゆかりの企業・団体、地域など、全国各所へ幅広く展開し、周知をはかります。本ポスター展開活動を皮切りに、今後、渋沢翁および新札発行に関する様々なPR活動やイベントを推進していきます。


　合わせて、同日には、当所オリジナルの渋沢グッズの販売収益金のうち１００万円を「一般財団法人　あしなが育英会」へ寄付します。　
　当所では、「逆境の時こそ、力を尽くす」と関東大震災からの復興に尽力した渋沢翁の精神を受け継ぎ、渋沢グッズを作成・販売。渋沢翁が生涯を通じて取り組まれた社会貢献活動に倣い、2020年度よりその収益金の一部を寄付してきました。
　渋沢翁の社会貢献活動には、「福祉活動」「教育活動」「国際活動」「災害時等の復興支援・緊急対策支援活動」等がありますが、3回目となる今年度は「教育活動」に焦点を当て実施いたします。


　当寄付は、あしなが育英会を通じて「病気や災害、自死などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどで親が十分に働けない家庭の子どもたちの奨学金」として活用されます。