東京商工会議所（経済資料センター）は9月27日、初代会頭である渋沢栄一の精神を広く啓発することを目的とし、セミナー「渋沢栄一の合本主義と株主第一主義の見直し～変革期に学ぶ、未来を拓く構想と行動～」を開催、136人が参加しました。
　国際大学副学長で国際経営学研究科教授の橘川武郎氏が講師を務め、近代日本を形成した渋沢の功績を振り返りながら、「渋沢は経営資源の中で“カネ”だけでなく“ヒト”を重視していたのが特徴」と強調しました。また、現在の日本経済の諸課題を挙げ、解決に向けて合本主義を踏まえた新・日本的経営を提唱しました。


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