資源・エネルギー部会（＝部会長 北村雅良・電源開発株式会社 特別顧問）は、11月22日（～29日）に、公益財団法人地球環境産業技術研究機構・秋元圭吾氏をお招きし、講演会「カーボンニュートラルに向けた日本の立ち位置　～企業経営への影響～」を録画配信方式で開催しました。
　2050年のカーボンニュートラル、2030年の温室効果ガスの削減を2013年度比46％削減の実現に向け、エネルギー政策の道筋であるエネルギー基本計画、地球温暖化対策計画、パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略が見直されたことを踏まえ、最新の国の方向性や企業経営への影響について、わかりやすく解説いただきました。
　また、企業や国・都からの情報提供として、岩谷産業株式会社の専務執行役員・福島洋氏より「水素エネルギー社会の実現に向けた取組み」について、東京電力パワーグリッド株式会社の執行役員・田山幸彦氏より「2021年度冬季の需給見通し」について、資源エネルギー庁の廃炉・汚染水・処理水特別対策監・牧野剛氏より、「福島第一原子力発電所の廃炉に向けた取組み」について、そして、東京都環境局の課長代理・長塚洋行氏をはじめとする皆様より「都の中小企業向け省エネ支援策等」についてご紹介いただきました。