東京商工会議所（三村明夫会頭）は、このほど初代会頭 渋沢栄一翁のデザインをプリントしたオリジナル「渋沢マスク」の販売を開始します。「渋沢マスク」は東商渋沢ミュージアムにて販売します。この機会にぜひお買い求めください（なお、10枚以上ご購入の場合は郵送でお送りします）。

　1923年の関東大震災時、渋沢栄一翁（当時83歳）は、発災後すぐに立ち上がり、「逆境の時こそ、力を尽くす」という精神のもと、罹災者支援や支援金活動に尽力しました。当所では、その精神を受け継ぎ、新型コロナウイルスという国難に対し一致団結し、士気を高めるため、2020年度には「渋沢ピンバッジ」を製作し、多くの方にご購入いただきました。東商ではピンバッチの販売収益のうち200万円を、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター（当時の養育院。渋沢翁が約50年間同院長を務めた）等へ寄付しました。

　この活動を継続的に実施するために、「渋沢ピンバッジ」に加え、今回新たに「渋沢マスク」を製作しました。環境への負荷を少しでも軽減するため、マスクは洗濯して繰り返し使える仕様です。また、耳紐のサイズ調整ができますので、お子様やご年配の方まで着用が可能です。また、落ち着いた藍色のマスクは、父の日のギフトとしても最適です。ピンバッチ同様、販売収益の一部を寄付してまいります。多くの方々にこの運動へご賛同いただきたく、ご案内申し上げます。