東京商工会議所杉並支部では８月28日、田中良・杉並区長と幹部役員との懇談会を実施し、会員アンケートや各種会議等を通じて取りまとめた「２０２０年度 杉並区政に関する要望」を提出しました。新型コロナウイルスにより多くの区内事業者が影響を受けている中、大きな影響を受けた産業に対する集中的な支援や予算配分の拡充等を要望いたしました。
田中区長からは、拡大する感染状況を踏まえた追加支援や区の対応について説明があり、「新型コロナウイルスに関連する経済対策は補正予算にて各種実施しているが、今後も議論を継続したい」との話がありました。出席した役員からは「新型コロナウイルスに関連する情報が氾濫しており、正確な情報がつかめず拙速な判断をしてしまうことが懸念される」「緊急事態だからこそ地域経済を下支えする観点からも公共工事・事業の計画通りの推進をお願いしたい」との意見がありました。

杉並支部では、今後も新型コロナウイルスによる区内事業者への影響をヒアリングしながら、区政への要望を継続いたします。