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東京都・港区合同帰宅困難者対策訓練の開催について

2019年12月25日
東京商工会議所
地域振興部

 東京商工会議所(三村明夫会頭)は、2020年2月4日(火)に実施される「帰宅困難者対策訓練(主催:東京都、港区、品川駅周辺滞留者対策推進協議会)」に特別協力し、会員企業に同訓練への参加を呼び掛けるほか、『家族との安否確認訓練』を実施します。
 当所は、官民を挙げた東京の防災力向上を図る目的で、2014年5月に東京都と「東京の防災力向上のための連携協力に関する協定」を締結しています。一方、本年5月に当所が公表した調査(会員企業の防災対策に関するアンケート)では、帰宅困難者対策条例の努力義務の認知度は約6割程度に留まっており、また、従業員に対して、家族との安否確認のための手段として通話以外の手段を周知している企業は約4割という結果でした。
 本訓練は、首都直下地震の発生を想定し、会員企業の経営者・従業員に、一時滞在施設への移動や家族との安否確認を実際に体験いただくことで、企業の自助・共助の取組みを促進するものです。主な訓練内容は下記のとおりです。

訓練の概要

※東京商工会議所が特別協力および主催する訓練のみ記載

実施日:2020年2月4日(火)午前10時~

① 駅周辺帰宅困難者対策訓練
(主催:東京都、港区、品川駅周辺滞留者対策推進協議会
 特別協力:東京商工会議所)

 ➢当所会員企業に参加募集を行う。
  「品川駅の周辺で大地震に遭遇した帰宅困難者」として訓練に参加し、
  一時滞在施設への避難を体験する内容。
  (前回(2018年)参加実績数:32社51名)

② 家族との安否確認訓練(主催:東京商工会議所)

 ➢各社の従業員とその家族を対象に実施する訓練。
  災害用伝言ダイヤル171やJ-anpi等の災害用安否確認ツールを活用し、
  各社内で従業員とその家族が安否確認を行う内容。
  (前回(2018年)参加実績数:50社3,444名)

これまでの実施例:駅周辺帰宅困難者対策訓練

これまでの実施例:駅周辺帰宅困難者対策訓練

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
地域振興部
担当 平澤、山内、三田
TEL 03-3283-7621