東京商工会議所をはじめ都内の１５団体で構成する「東京外かく環状道路（関越道～湾岸線）整備促進連絡会議」（事務局：東京商工会議所）は、１１月２１日、第８回目の会合を開き、標記決議を採択しました。

今回の決議のポイントは以下の通りです。

１．東京外かく環状道路（関越道～東名高速間）の早期開通
・現在進んでいる立坑工事とそれに続く本体トンネル部の工事を着実に推進し、オリンピック・パラリンピックが開催される
２０２０年までに確実に開通できるよう、国において事業に必要な財源を確保すること。
・現在、約４割の進捗であるＪＣＴ・ＩＣの用地取得と併せて、本体トンネルのうち地上から深さ４１メートル以内の箇所の
区分地上権取得を促進すること。
・なお、公共事業における構築物等の設置のための地上権等の設定対価については、その土地価格に対する割合にか
かわらず、租税特別措置法の５千万円控除を適用するなど、区分地上権設定が円滑に進むよう、措置を講じること。

２．東京外かく環状道路（東名高速～湾岸線間）の早期計画具体化
・国と都の検討の場を設け、ルートを検討した上で、できる限り早く全体の計画を具体化し、事業化すること。
・事業化した際には、まず、東名高速から第三京浜までの区間（約４ｋｍ）について早期に整備すること。


【参考】連絡会議の概要（設立：平成１９年１０月２２日）
（１）目　　的：東京外かく環状道路の関越道･東名高速区間の整備促進、東名高速以南の早期計画具体化の促進
（２）構成団体：東京商工会議所、八王子商工会議所、武蔵野商工会議所、青梅商工会議所、
　　　　　　　 　　立川商工会議所、むさし府中商工会議所、町田商工会議所、多摩商工会議所、
　　　　　　　　 　東京都商工会連合会、一般社団法人東京都トラック協会、一般社団法人東京バス協会、
　　　　　　　　 　一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会、東京都商店街連合会、公益財団法人東京観光財団、
　　　　　　　　 　公益社団法人東京青年会議所

（３）平成２６年度の主な活動：太田国土交通大臣に対する陳情（平成２６年７月）など

1. 東京外かく環状道路（関越道～湾岸線）の整備促進に関する決議