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eco検定新テキストの発行について ~2006年の初版発行以来、初となる全面改訂~

これまでに延べ33万人が受験しているeco検定のテキストが変わります。2月10日より発売開始します。

2014年2月6日
東京商工会議所
検定センター

◆構成・執筆者を一新して全面改訂◆

2006年に初版を発行して以来、約2年毎に情報のアップデートを中心とする改訂を行ってきましたが、最新の科学的知見や最近の環境政策課題などの動向を踏まえ、改訂4版は構成、執筆者も一新して全面改訂いたしました。
 構成の見直しにあたっては、上智大学大学院・地球環境学研究科の柳下正治客員教授を委員長とするテキスト作成委員会を新たに組織し、あらためて“いま、エコピープル(=eco検定合格者)が知っておくべきこと”から協議を行いました。
大学や高校の授業などでも活用いただける、環境の基礎知識を網羅的・体系的に学習できる“環境学習の入門書”に仕上げています。

◆注目度の高い、「地球温暖化」「エネルギー」「生物多様性」「震災関連・放射性物質」を拡充◆

注目度の高いテーマについては、大幅に加筆・新設いたしました。(以下は一例です)

【地球温暖化】
地球温暖化のメカニズム、最新の知見(IPCC評価報告書等)、対策の基本的考え方、具体的な取組み(国際社会や国の制度等)を体系的に取りまとめています。

【エネルギー】
環境問題と密接な関係を有するエネルギー問題について基本的な構造や変遷を解説しています。エネルギー政策やエネルギー供給源の種類や特性、再生可能エネルギー、省エネルギーについても紹介しています。

【生物多様性】
感覚的には重要だと知っているものの、“なぜ重要なのか”や“どのような取組みがあるのか”までは知られていないことが多い生物多様性の問題について、生態系サービスの仕組みから現状とその課題、現在進められている施策まで体系的に取りまとめています。

【震災関連・放射性物質】※新設
東日本大震災によってもたらされた環境問題を整理し、それらの問題に対しどのような対策をとってきたのか、今後の課題などについて紹介しています。また、イメージが先行し強い先入観を持たれがちな放射性物質について、正確な知識と実情をお伝えしています。

◆「eco検定 改訂4版公式テキスト」の概要◆


◇タイトル: 改訂4版 環境社会検定試験(eco検定)公式テキスト
◇出版社 : 株式会社日本能率協会マネジメントセンター
◇定 価 : 本体2,600円+税
◇発行日 : 2014年2月10日
◇編著者 : 東京商工会議所
◇ページ数: 288ページ(第3版と比べ約50ページ増)
◇販 売 : 全国の書店のほか、東京商工会議所や日本能率協会マネジメントセンター等のウェブサイトにてお買い求めいただけます。



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  【参考】eco検定(正式名称:環境社会検定試験)とは
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◇環境と経済を両立させた「持続可能な社会」の推進に向けて、環境に関する幅広い知識を身に付けた人材を育成するために東京商工会議所が企画し、全国の商工会議所と共催で実施している検定試験。

◇2006年に創設し、これまでに15回の試験を実施。試験会場は、47都道府県・約250ヶ所。

◇累計受験者数:331,573名

◇受験者のうちビジネスパーソンの割合が約80%を占め、環境教育ツールとして企業に多く活用されている。企業における環境教育において、基礎的な総合知識を身に付けるフェーズでは、専門家によって必要な知識が体系的・網羅的に整理された、当検定試験のような外部機関の教育ツールを活用することが効果的・効率的であると評価を得ている。

表紙イメージ

表紙イメージ

以下のウェブサイトにて、テキストの中身を少しご覧になることができます。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
検定センター
TEL 03-3283-7666