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ハッサン・エル・ハティブ エジプト・アラブ共和国 投資貿易大臣との朝食ビジネスラウンドテーブルを開催しました
東京商工会議所
国際部
日本・エジプト経済委員会(委員長=加留部 淳 豊田通商(株)シニアエグゼクティブアドバイザー)は、7月24日(木)、ハッサン・エル・ハティブ エジプト・アラブ共和国 投資貿易大臣との朝食ビジネスラウンドテーブルを開催しました。日本側は加留部委員長を筆頭に11名、エジプト側はエル・ハティブ大臣、アブバクル駐日大使など11名が出席しました。
加留部委員長は、本年横浜でTICAD9が開催される機会に合わせ、約6年半ぶりに第12回日本・エジプト経済合同委員会会議を東京で開催することと、日ごろよりエジプト政府及び在京大使館より活動に対する支援をいただいてることに謝意を述べました。加えて、今後も現地日系企業及び当委員会の活動に対して、サポートの継続を願いました。
アブバクル駐日大使は、TICAD9に向けた会合の積み重ねは機運を高める。2023年に両国関係が「戦略的パートナーシップ」へ格上げ以降、大臣級や民間の交流が盛んに行われている。両国の経済連携をさらに高めるには、1つに教育分野、2つ目にIT分野の協力体制強化であると述べました。
エル・ハティブ大臣は、エジプトは2011,13年の革命後、11年かけて国の再建に取り組んでいる。昨年3月の新政権発足後、第2次変革期として、投資家に選ばれる競争力ある国家つくりとして、金融、税制、貿易、政治の政策改革を行っていることを丁寧に説明されました。また、エジプトは、インフラ整備を推進、優秀な人材と潤沢な労働市場を有し、中東・欧州などとの様々なFTAもある。今後は2国間関係が中心になると考え、より2国間の関係構築を目指すと述べ、日本との更なる関係強化に意欲を示されました。
日本・エジプト経済委員会は、両国経済の緊密化に資するため、カウンターパートのエジプト・日本経済委員会との合同会議実施、エジプト投資・ビジネス環境に関する情報提供のためのセミナー等の開催、当該国の政府、経済界との交流機会提供等を行っています。
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