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「2024年度 新入社員意識調査」の集計結果について

2024年4月22日
東京商工会議所
人材・能力開発部 研修センター

東京商工会議所(小林健会頭)は、2024年度の新入社員を対象に、社会人生活や仕事に対する意識等を把握するために標記調査を実施し、結果を取りまとめました。
集計結果は、各事業所において参考にしていただくとともに、当所の事業運営に活かしてまいります。

【 調査結果概要】


【調査結果のポイント】

○就職活動が順調だったかどうか ②ページ
・「順調だった」、「ほぼ順調だった」との回答は合計で62.2%となり、就職活動の「順調さ」はコロナ禍前の2019年度調査の数値を上回り、コロナ禍以降(2021年度~2024年度調査)でも最も高い数値となった。

○就職先の会社でいつまで働きたいか ⑥ページ
・「定年まで」が21.1%となり、10年前の2014年度調査(35.1%)と比べて14.0ポイント減少した。
・また、「チャンスがあれば転職」は26.4%となり、10年前の2014年度調査(11.9%)と比べて14.5ポイント増加したことから、新入社員は「長期勤続志向」が低下し「転職志向」が高まる傾向にあることがうかがえる。

○就職先の会社を決める際に、誰の意見を最も重視したのか ⑧ページ
・「誰の意見も重視していない(31.2%)」が最多で、その次に「親(30.6%)」が多かった。

○社会人生活で不安に感じること ⑨ページ
・「仕事が自分の能力や適性に合っているか(48.9%)」、「上司・先輩・同僚とうまくやっていけるか(42.8%)」、「仕事と私生活とのバランスがとれるか(40.2%)」が上位となった。
・95.5%の新入社員は、社会人生活を送ることに対して何らかの不安を感じている。

○「理想の上司」のイメージに近い有名人・著名人 ⑮ページ
・芸能界・文化人の1位は水卜麻美さん、スポーツ界の1位は大谷翔平さん、歴史上の人物の1位は織田信長となった。


【調査概要】

(1)調査期間:2024年4月2日~4月5日 
(2)調査方法:Webアンケートシステムを利用
(3)調査対象:当所(事務局:人材・能力開発部 研修センター)が実施した新入社員研修の受講者1,021名
(4)回答数 :957名(回答率:93.7%)

2024年度 新入社員意識調査

※当センターが実施する研修講座の情報は下記をご参照ください。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
人材・能力開発部 研修センター
担当 和田・柴田・中島
TEL 03-3283-7650