東京商工会議所（小林健会頭）は、初代会頭・渋沢栄一翁の命日である11月11日にあわせ、11月10日（金）から11日（土）にかけて、東京タワーを渋沢翁ゆかりの藍色にライトアップします。同事業は、2021年度から実施しており、今年度で3回目を迎えます。
　同事業は、約100年前の関東大震災の際に、復興の先頭に立ち、罹災者支援や義捐金の募集など、様々な支援活動に尽力した渋沢翁の「逆境の時こそ、力を尽くす」精神を受け継ぎ、逆境に負けずに戦うすべての人々に応援の気持ちを込めて実施するものです。
　昨年度からは、渋沢翁が関わった企業・団体等と連携し、同期間にライトアップを行うことで、共に逆境を乗り越えるというメッセージを発信しています。今年度は、同時ライトアップ先が、昨年度の2者から11者・16か所（埼玉県深谷市、東京都北区、板橋区、渋沢史料館、日本女子大学、みずほフィナンシャルグループ、帝国ホテル、津田塾大学、東京証券取引所、清和綜合建物、東京商工会議所）に増加し、ライトアップの輪が大幅に拡大します。
　また、いよいよ2024年7月に新札が発行されます。渋沢栄一翁、津田梅子先生、北里柴三郎博士の3氏の思いを広く発信し、新札発行に向けたさらなる機運醸成につなげます。