東商エネルギー・環境委員会は２月26日、日本商工会議所エネルギー・環境専門委員会と合同で福島空港メガソーラー、産業技術総合研究所（産総研）福島再生可能エネルギー研究所を視察する視察会を開催しました。北村雅良委員長（電源開発㈱代表取締役会長）、小樽商工会議所の杉江俊太郎副会頭（日商専門委員会委員。杉商㈱代表取締役社長）ら14名が参加しました。
　須賀川市にある福島空港メガソーラーでは冒頭、運営会社である福島発電㈱の鈴木精一代表取締役社長から、福島県の復興状況や再生可能エネルギーの導入拡大が盛り込まれた福島県復興計画の説明を受けた後、30種類のパネルが設置されたソーラーパーク等を視察しました。
　須賀川市名物料理である「かっぱ麺」等による昼食の後、郡山市にある産総研福島再生可能エネルギー研究所を訪問しました。産総研の中鉢良治理事長ら幹部から再生可能エネルギーを取り巻く現状や同研究所の使命等について説明を受けた後、風力発電設備や水素実験棟、エネルギー管理棟を視察しました。
　視察先との意見交換では、北村委員長から福島県の復興に向けて日夜努力されている現場の方に対する敬意を表明するとともに、杉江副会頭は再生可能エネルギーを含めた日本を取り巻くエネルギーの現状等の情報発信強化の必要性を訴えました。