東京商工会議所 新事業・イノベーション創出委員会（委員長：垣内威彦副会頭・三菱商事株式会社会長）は、6月20日、廃棄ロスになりそうなパンをお取り寄せできる、パンの通販サイト「rebake（リベイク）」を運営する合同会社クアッガ代表の斉藤優也氏を講師にお招きし、中央大学で起業家講演会を開催しました。本セミナーは、学生に創業をより身近に感じてもらい、アントレプレナーシップを醸成することを目的に、同大学商学部・斎藤正武教授（講義名「技術経営論」）と共同して、講義の一環として開催したものです。

　講演では、「夢をカタチに～起業・創業に対する思いと軌跡～」とのテーマで、自然環境の保全やフードロスへの問題意識から起業に至るまでの経緯や、起業後にどのような壁に直面し、それをどのように乗り越えてこられたかなどについてお話しいただきました。また、学生に対して「まずは行動してみること」や、「他人の意見を気にしすぎないこと」の大切さを語られました。

　受講した学生からは「社会課題解決のために起業した話を聞いて、起業のイメージが変わった」、「就職活動中だが、自分が何をしたいのか見直すきっかけになった」などの声が聞かれました。

• 新事業・イノベーション創出委員会