北区といえば、おでんだ!
日本の代表的な料理は「スシ・ラーメン・テンプラ」ですが、焼き鳥、すき焼き、うなぎなど様々な日本料理があります。その中でも、秋冬の寒い季節などで、最も手軽に体を温められる料理は、おそらくおでんでしょう。あまり知られていないかもしれませんが、おでんも東京の名物です。東京北区の名物であり、北区を歩くとおでんを取り扱うお店がたくさんあります。
新鮮な食材と多様なおでんの具
佃忠の美味しさを支えているのは、新鮮な食材でしょう。毎日築地から新鮮な魚を仕入れ、練り物にします。そして再度手作業でエビやチーズなど様々な食材を練り物に入れ、丁寧に揚げます。また、練り物に使う魚は毎日異なり、場合によって、鯛など高級な魚も入っています。この練り物をベースにして、中に様々な具を包み込めたら、それがおでんの具となります。先述したエビとチーズのほか、椎茸、卵、餃子、シューマイなども入っています。その結果、ここでは約30種類以上のおでんの具があります。
驚く旨味とその価格
新鮮な魚で出来たおでんを食べると、まず練り物の天然の甘みが口の中に広がり、食感もプリプリです。だしの調味料は塩程度だけですが、だしには魚の甘みと大根の甘みがすごく入っています。だしはおかわりすることができるので、ハマるほどたくさん飲みたくなります。最も驚いたのは、その価格です。毎日新鮮な魚から作ったおでんの多くは、税込100円程度でコンビニよりもお得感があります。ここのおでんを食べたら、毎日食べたくなるほど病みつきになるのは間違いなしです。
作業風景が見学可能
美味しいおでんを作る厨房は、お店の裏にあります。いつも開店前に忙しく魚を処理したり、練り物を揚げたりしていますが、作業風景を実際に見学することができます。厨房の隣には扉があり、スタッフの作業を邪魔しない前提で、扉から様々な作業の様子を見学することができるので、関心がありましたらぜひ見学してみてください。