安倍首相をはじめ、著名人・芸能人も訪ねたことがある歴史的な和菓子屋

店舗に入ったら、まず目に付いたのは安倍首相が美味しくせんべいを食べている写真です。もっと見ると、安倍首相だけでなく、和田アキ子、グルメ通であるタレントの渡部健など、著名人・芸能人が多く訪れています。ここは北区でも歴史がある和菓子屋さんで、創業60年以上です。最寄駅である十条駅周辺でも、これほど歴史がある和菓子屋さんはありません。
せんべい・どら焼きなど豊富な和菓子

このように歴史がある和菓子屋さんですが、主にせんべいを提供しています。種類が豊富であり、もち米のおかきもあるし、うるち米のおせんべいもあります。焼いたものもあるし、揚げたものもあります。また味も多種多様で、しょうゆ味、辛味、甘味などもあります。原材料も多種多様で、ごま、落花生、ネギ、のり、エビ、イカ、抹茶など日本の代表的な食材を使っています。さらには、どら焼きやゼリー(季節限定)、ブッセ、羊羹なども提供しています。
国産・旬なものへのこだわり

これらの和菓子は、全てオーナーが厳選した国産の原材料で作ったものです。例えば、ネギせんべいには、日本で最も生産量が多い深谷産のネギ(特徴は繊維のきめが細かく柔らかく、糖度が高く甘いこと。)を使っており、最も人気のあるどら焼きの皮には、沖縄波照間産の黒糖が入っており、中にある餡は北海道十勝産の小豆「豊祝」を使って10時間をかけてできたものです。また、季節によって、その時の旬なものも使っており、例えば夏であればブルーベリー、秋であれば金時芋や栗などをつかって、どら焼きや羊羹、ブッセなどにたっぷり入れています。
焼きたてのせんべいが食べられる

土日に当店を訪れると、現場でせんべいを焼く様子を見ることが出来ます。焼きたて、揚げたてのせんべいを、その場で食べることもできます。焼きたての暖かいせんべいを食べられるのは、とても贅沢なことですね。安倍首相も、その焼く様子を見ながら、焼きたてのせんべいを満足そうに食べたとのことです。