北区 Kita-ku

foreigner's review

江戸玉川屋

製麺所


店舗情報店舗情報

エリア 電話
豊島 03-3913-5705
住所 営業時間
東京都北区豊島7-5-12 月曜日~土曜日10:00~18:00
アクセス 地図
東京メトロ南北線
王子神谷駅2番出口を出て徒歩15分
D-2

絶景が隠れている東京23区唯一の製麺所

一本一本の系がぶら下げていて、カーテンのように一面に並んで、風とともに揺れでいるのは、江戸玉川屋の丹念に作った麺の乾燥場で見た絶景です。残念ながら一般公開していませんが、このような風景は東京23区内にはもうここしかありません。80年の歴史を持っている江戸玉川屋は、こだわりの製麺工程とその麺の美味しさだからこそ、多くの現地の方に愛されているので、現代的な東京でも伝統的な乾麺工場を続けることができました。

こだわりの製麺工程

職人の技術と経験を麺の美味しさに反映するために、あえて機械での生産を最小限度にして、捏ねから切断や乾燥などの工程を出来るだけ手作業で行っています。その中でも、もちもちとつるつるの食感を出すために、特に捏ねと乾燥の工程に力を入れています。捏ねの工程では、92度の熱湯で2回を分け小麦粉に入れ、職人の手で丁寧に捏ねます。捏ねた生地を伸ばしたら、乾燥場に丁寧に並び、先述した絶景となります。ただの絶景だけではなく、一般的な乾燥工程より長い24時間乾燥させます。捏ねと乾燥へのこだわりがあるから、もちもちとつるつるの食感になります。さらに、切断や袋詰めも機械に頼らず、すべて職人の手で行っています。

国産の原材料から生み出した豊富な麺の種類。健康に良い明日葉も

こだわりの製麺工程だけでなく、厳選した北海道産小麦粉も美味しさの秘訣です。さらに、様々な原材料を生かした当店ならではの乾麺もたくさんあり、うに殻からほうじ茶といった珍しい材料が入った乾麺もあります。アジア、特に中華圏で話題となった、健康に良い植物である明日葉を原材料に使用した乾麺もあります。その明日葉も国産であり、東京の八丈島や伊豆大島原産の明日葉の粉末をそのまま使って、栄養素が損なわれない状態で製麺しました。さらに、同じく東京の地域特産品とコラボレーションしており、麺だけではなく、麺を美味しく食べるための東京産の醤油や柚子胡椒、東京地酒などとともに販売し、麺自体の美味しさ、そして組み合わせた美味しさが実感できます。

食べる方法は2つ

この美味しい麺を食べたいなら、方法は2つがあります。1つは近隣のラーメン屋さんに訪れ、食べること。2つ目は、当店で様々な乾麺とスープを買い、自宅で茹でて、好きなスープと組み合わせて食べること。茹で方もここならではのこだわりがあり、7分の茹で+1分の蒸しを勧めています。実際に8分茹でた麺と、7分茹でてから1分蒸した麺を比べてみても、食感はダントツに後者の方が良いです!

運が良ければ製麺体験もできる

当店は製麺工場なので、たまに製麺体験会が開催されています。乾燥した麺をもぎったり、麺を切断したりすることができます。
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