甘すぎると思わず、丹念した小豆あん

日本の和菓子は綺麗で美味しいと思いますが、「甘すぎる!」と、海外のお年寄りはそう考えるかもしません。日本和菓子が非常に甘いということは有名なので、お年寄りは外側についている砂糖を見たらもちろん敬遠するし、食べてみたら中に入っている餡が甘すぎたりするので、それ以降、和菓子に対する恐怖感は隠せません。しかし、ここの和菓子は、小豆を中心にした和菓子で、そのちょうど良い甘さは、普段和菓子を敬遠する人も食べたくなります。普段甘いものがあまり好きではない在日外国人の方も、何度も買いに来るようです。ここの小豆は、厳選した北海道産小豆を採用し、一週間に2〜3回、5〜6時間をかけて煮込んでいます。40度もある部屋の中で、あずきの硬さを随時確かめつつ、甘さ・柔らかさのちょうど良い程度まで煮込んでいます。その柔らかさはちょうど良く、「つぶあん」でもしっかりつぶつぶを食べられるし、「こしあん」でも滑らかな餡が食べられます。
国産材料にこだわり、多様な和菓子を提供する

小豆だけでなく、もち米など和菓子に使う原材料も国産です。さらに提供する和菓子は多様で、普段あまり見ない「かのこ」、小豆の群れを寒天で包む和菓子や新草もちなども提供しています。外国人向け受けの良いどらやきもたいやきも販売しています。
四季に合わせる和菓子の提供

これら多様な和菓子、一部は四季に合わせた和菓子を提供しています。春であれば、ピンクの桜餅、旬の食材で作った草餅やよもぎ餅です。夏は水ようかん、水大福などもあります。さらに先述したたい焼きを冷やしたものも提供しています。それは昨年新しく開発したもので、皮の生地を冷やしても美味しく食べれるように改良しており、中身はカスタードクリームとあんこの2種類を提供しています。秋といえば栗で、栗の入っている餅やかのこです。冬はまめ大福と熱々たい焼きです。このように日本の伝統お菓子を四季にあった味で楽しめます。
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