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健康経営倶楽部マガジン  ≪2017.10.10 vol.9≫

2017年10月10日
東京商工会議所
会員交流センター

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               ─健康経営の最新情報が満載!─
           健康経営倶楽部マガジン  ≪2017.10.10 vol.9≫
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≪目次≫--------------------------------------------------------------
■東商からのお知らせ
 1.≪参加無料≫
   健康経営優良法人2018直前対策セミナー
   ~11月から申請スタート!ポイントをおさえて認定を目指す!~

 2.≪参加無料≫
   『職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト』 参加企業を募集します!
   ~職場の感染症対策に、ぜひご活用ください!~

■健康経営に関するお知らせ
 3.平成29年度 東京都スポーツ推進企業を募集します
                        (東京都オリンピック・パラリンピック準備局)

 4.≪参加無料≫
    「ポジティブメンタルヘルスシンポジウム」開催のご案内
                                      (東京都産業労働局)

 5.産業医科大学 首都圏プレミアムセミナーシリーズのご案内
                                         (産業医科大学)


■健康経営 実践コラム
 6.組織の構成要素と健康経営
            健康経営アドバイザー・中小企業診断士 山口 亨

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■東商からのお知らせ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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1.≪参加無料≫健康経営優良法人2018直前対策セミナー
   ~11月から申請スタート!ポイントをおさえて認定を目指す!~
                                        (東京商工会議所)
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昨今、健康経営に取組む企業を社会的に評価する仕組みの1つとして『健康経営優
良法人認定制度』に注目が集まっています。

東京商工会議所では、11月に申請受付がスタートする同制度への申請をお考えの
中小企業の皆様に、ポイントをわかりやすく解説するセミナーを開催します。
総務・人事担当者の皆さま、奮ってご参加ください。



◆日 時:10月18日(水) 14:00~16:00 講演

◆会 場:銀座ブロッサム ホール(東京都中央区銀座2-15-6)

◆定 員:200名(先着順)

◆費 用:無料

★申込み・詳細はこちら
 ⇒ http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-80881.html

※併催する「個別相談会」は先着順により定員に達しました。
 何卒ご容赦ください。

(本件担当)
 東京商工会議所 サービス・交流部 (担当:中村(篤)・反田)
 TEL:03-3283-7681

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2.≪参加無料≫
  『職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト』 参加企業を募集します!
  ~職場の感染症対策に、ぜひご活用ください!~
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東京商工会議所は、東京都・東京都医師会と連携し、企業の感染症対策を支援する
ため、「職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト」を実施します。

職場で感染症患者が発生した場合、職場内で感染が広がることで、企業活動に大き
な影響を及ぼします。

本プロジェクトは、感染症対策を通じた従業員の健康維持や、企業のリスク管理の
一助として、従業員研修ツールや感染症BCP作成ツールを無料で提供し、対策の
強化を支援いたします。

 職場一丸となって、感染症まん延のリスクへの対策を強化しましょう!

★プロジェクトの詳細はこちらからご確認ください(東京都福祉保健局HP内)
 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kansen/project/project-start.html

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≪都内5カ所で実施!参加無料≫
  感染症対応力向上プロジェクト事業説明会のご案内
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本プロジェクトの実施に伴い、都内5カ所にて事業説明会を実施します。

また、従業員の健康づくりに役立つ「感染症対策」・「メンタルヘルス対策」・「睡眠」・
「食生活」・「運動習慣づくり」等、様々なテーマで講演会を併催します。


◆概 要
第1回 10月26日(木)14時~16時 AP東京八重洲通り    (最寄:東京駅)
  第2回 11月 6日(月)14時~16時 KFC Hall&Rooms     (最寄:両国駅)
  第3回 11月16日(木)14時~16時 立川商工会議所     (最寄:立川駅)
  第4回 11月27日(月)14時~16時 北とぴあ          (最寄:王子駅)
  第5回 12月19日(火)14時~16時 TKP渋谷カンファレンスセンター(最寄:渋谷駅)


◆内 容
  本事業の説明に加え、さまざまなテーマで講演会を併催いたします。

  《第1回》 「職場の感染症対策」
                              東京医科大学 教授 濱田 篤郎 氏

  《第2回》 「ストレスチェックはしたけれど・・・
         ~実施後の高ストレス者へのフォローと職場環境改善活動~」
                       こころの耳運営事務局 事務局長 石見 忠士 氏

  《第3回》「従業員のパフォーマンスを高める『睡眠の技術』」
                           ㈱メディヴァ マネージャー 永尾 嘉康 氏

  《第4回》「タニタの健康セミナー
          ~タニタ食堂に学ぶ500kcalまんぷく定食のコツ~」
                               ㈱タニタヘルスリンク 管理栄養士

  《第5回》「社員のパフォーマンスを高める運動習慣づくりセミナー」
                 ヘルスアンドウェルネスサポート㈱ 代表取締役 岸 陽 氏

◆費 用 : 無料

★申込み・詳細はこちら
  http://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=108091

 (本件担当)
  東京商工会議所 サービス・交流部(反田・小川)
  TEL  03-3283-7670
  MAIL kenko1@tokyo-cci.or.jp

■健康経営に関する情報■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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3.平成29年度 東京都スポーツ推進企業を募集します
                        (東京都オリンピック・パラリンピック準備局)
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東京都では、社員のスポーツ活動を推進している企業や、スポーツ分野における社
会貢献活動を実施している企業等を認定する、「東京都スポーツ推進企業認定制度」
の募集を行っています。

認定された「東京都スポーツ推進企業」には、認定証の贈呈や認定ロゴマークを提供
するほか、都のホームページやツイッター、下記リンクの取組事例集などでそれぞれ
の企業名や取組内容等を広く公表しております。

さらに、「東京都スポーツ推進企業」のうち、障害者スポーツに多大な貢献をしている
企業など、特に社会的な影響や波及効果の大きい取組をしている企業は「東京都ス
ポーツ推進モデル企業」として知事から表彰されるとともに、都のイベント等で幅広く、
取組内容を公表します。

スポーツ推進に取り組む企業からのご応募をお待ちしております!


※今年度より、スポーツ庁が「スポーツエールカンパニー」認定制度を実施します。
  東京都スポーツ推進企業認定制度へ応募いただくことで、「スポーツエールカンパ
  ニー認定制度」への応募も兼ねる形で受付が可能です。

◆対象企業等
  都内に本社、事業所を置く企業、社団法人、財団法人、NPO法人等

◆認定対象事例
 (1)スポーツの実践
  従業員が行うスポーツ活動の支援や促進に向けた取組を実施している企業
   ・朝の体操など、従業員への運動機会の提供
   ・階段利用の推進、徒歩通勤の推奨
   ・職員研修で障害者スポーツ体験
   ・雇用したアスリートや企業スポーツの大会応援ツアーの実施 など

 (2)スポーツの支援
  アスリート・団体・大会への支援等、スポーツ分野での支援を実施している企業
   ・アスリート・監督・コーチ等への支援の実施
   ・競技団体やスポーツ大会への協賛、支援
   ・障害者スポーツの普及を支援する取組の実施
   ・自社スポーツ施設の地域開放 など

◆募集期間
  2017年8月1日(火)~10月31日(火)

◆申請方法など詳細は、下記リンクをご覧下さい
  ・東京都スポーツ推進企業認定制度
    https://www.sports-tokyo.info/company/
  ・取組事例集
    https://www.sports-tokyo.info/company/casestudies/2017.html
  ・[参考]スポーツエールカンパニー認定制度(スポーツ庁)
    http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/boshu/detail/1388659.htm


(本件担当)
 オリンピック・パラリンピック準備局スポーツ推進部調整課 企画調整担当
  TEL 03-5320-7723


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4.【参加無料】「ポジティブメンタルヘルスシンポジウム」開催のご案内
                                      (東京都産業労働局)
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東京都では、職場におけるメンタルヘルス対策を推進するため、シンポジウム
を開催します。働く従業員が活力にあふれ、生産性の高い企業を目指す“ポジ
ティブメンタルヘルス”の取組について、多数の企業事例をご紹介します。

◆日 時: 2017年11月15日(水) 13:00-17:00
◆場 所: 日経ホール(千代田区大手町1-3-7)
◆定 員: 600名
◆参加費: 無料
◆内 容: 1.基調講演
         「中小企業でもできる!ポジティブメンタルヘルスの実践事例」
                       株式会社グリフィン 執行役員 森本 秀彦 氏 
                                北里大学 教授 島津 明人 氏
     
       2.パネルディスカッション
    「健康でいきいきと働ける職場づくり
                 ~職場でのポジティブメンタルヘルスの進め方~」
             パネリスト:北里大学 教授 島津 明人 氏
                    甲南大学 経営学部 教授 北居 明 氏
                    ポジティブメンタルヘルスに取り組む都内企業2社

          モデレーター:社会保険労務士法人 中村・中辻事務所
                   代表社員/特定社会保険労務士 中辻 めぐみ 氏
         
◆その他
   産業カウンセラー等の専門家が、職場のメンタルヘルス対策の進め方等
   についてご相談に応じる、個別相談会も同時開催いたします。


◆プログラム詳細・お申込みはこちら
  http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/fukuri/mental/campaign.html

(本件担当)
 東京都産業労働局雇用就業部労働環境課  (担当:太田)
  TEL 03-5320-4652

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5.産業医科大学 首都圏プレミアムセミナーシリーズのご案内
                                          (産業医科大学)
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産業医科大学では、働く人をとりまく健康問題と日々向かい合う方々のために、これ
までの叡智を結集し、第一線で活躍する卒業生や研究者・教員を中心とした講師陣
による、「プレミアムな教育事業」を首都圏にて企画しました。

皆様お誘いあわせの上、ぜひご受講ください。

◆「産業保健と法」 ~人と組織を支え育てる実践的法律論~ (全4回)

発達障害・パーソナリティ障害・職場風土・過重労働・高年齢者雇用等の今日的な
課題について、関連する法制度の解説とケースを用いた演習を、第一人者により
行います。

  ○日時およびテーマ
    (1)2017年12月 9日(土) ケース対応法① 不器用な人とおかしな職場風土

    (2)2017年12月23日(土) ケース対応法② ―発達障害?人格障害?―

    (3)2018年 2月 4日(日) 産業保健法に関する法律論の基礎

    (4)2018年 3月 4日(日) ケース対応法③(現場対応知識各論)
                                ・過労死裁判例の到達点
                                ・高年齢者雇用の法知識

              ※時間は、各回14時-16時30分。初回は終了後、軽懇親会あり
  
  ○会 場: エッサム神田ホール各館

  ○対 象: 産業保健、人事労務に関係する方(職種・資格を問いません)

  ○講 師: 三柴 丈典  (近畿大学法学部教授 : 全回)
         西園寺 直之(伝馬町法律事務所・弁護士 : 第4回)

  ○定 員: 100名(最小開催人数40名)
 
  ○受講料:37,800円(税込:4回分および初回の軽懇親会費用含む)


◆プログラム詳細・お申込みはこちら
  http://www.uoeh-u.ac.jp/medical/training/syutoken/seminar.html

(本件担当)
 産業医大首都圏事業推進室
  TEL  093-691-7251
  MAIL shuto@mbox.pub.uoeh-u.ac.jp


■健康経営 実践コラム■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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6.組織の構成要素と健康経営
                   健康経営アドバイザー・中小企業診断士:山口 亨
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バーナード教授は、組織を「意識的に調整された2人、またはそれ以上の人々の
活動や諸力のシステム」と定義し、その成立のためには「共通目的」、「貢献意欲」、
「コミュニケーション」の3つが必要であると示しました。

組織として適切に機能するには、この3つの要素がしっかりと実現されて
いることが重要です。

                        ***

【共通目的】
企業の究極の目的は経営理念の実現です。個々が賛同できる経営理念を掲げ、
それを旗印に組織を一つの方向へと導いていくことが大切です。

企業経営は、よく「航海」に例えられます。

経営者は船長であり、舵をきって進路を定めます。従業員はオールを漕いで
船を前に進めます。

経営者ができることは方向を定めること、つまり戦略を策定し意思決定することです。
一方で従業員ができることは、「一生懸命に漕ぐ」か「適当にしか漕がないか」です。

では、その船はいったいどこに向かっているのでしょうか?

その最終目的地が経営理念になります。
従業員も経営理念の実現のために、同じ船に乗っているということですから、
最終目的地が曖昧では漂流船に乗っているのと同じことになります。

目的地が不明確では漕ぐ手にも力が入りません。

だからこそ、経営理念はしっかりと明文化されて、社内外に浸透できている必要が
あるのです。

また大航海時代、船員は船内の食事環境が良好でないために、「壊血病」に悩まさ
れていたそうです。そこでキャプテン・クック船長は衛生面や食事面での見直しをお
こない、「壊血病」による死者を防いだそうです。

船員の健康管理が重要だったように、経営においてもまた従業員の健康管理は
同様に重要ではないでしょうか?

                        ***

【貢献意欲】
目的を共有していても、それを実現するための意欲がなければ、組織としては機能
しないでしょう。

貢献意欲は、貢献することによって得られる個々の利得がどうなのか、つまり誘因
が貢献を上回っているかどうかがポイントになります。

誘因は高い給料とは限りません。むしろ高い給料やボーナスは、一時的な誘因でし
かなく、本質的な誘因にはならないのです。

貢献しようと思う個々の誘因は、精神的な満足の方が強く、そういう意味では「会社
から大切にされている」と感じられること、「健康経営」への取り組みは、従業員に
とっての誘引として期待できます。

                        ***

【コミュニケーション】
目的が同じで意欲も高い、しかし個々の連携がとれていなければ、これも組織とし
ては機能しないでしょう。

メンバー間で情報を共有し、意思疎通を円滑におこなうことができなければ、相互
に補完しあうこともできません。

「飲みニケーション」も効果的ですが、会社が「運動会」や「マラソン大会」等への
参加を企画し、部門をまたがって交流が生まれる仕掛けを作ることも有効です。

特に、チーム対抗戦などのイベントを通じて、同じ時間を共有することはコミュニ
ケーションの醸成に有効だと身をもって感じています。

                        ***

このように、組織が大きくなればなるほど、個々の人材は、各々の適正に応じた
部門で、自己の能力を存分にふるうために、共通目的と貢献意欲、そしてコミュニ
ケーションを円滑にしていく必要があります。

一方、小さな組織であっても、一人が何役もこなしているというだけのことであり、
基本的な考えはなにも変わりません。

組織が小さくても、この3つの要件については同じように意識し、その実行手段と
して健康経営に取り組んでいただきたいと思います。

                        ***

 健康経営は、組織を適切に構築するツールとしての活用も期待されます。
ぜひ健康経営アドバイザーとともに、健康経営に取り組まれてはいかがでしょうか?

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※健康経営はNPO法人健康経営研究会の登録商標です

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≪発行≫東京商工会議所 サービス・交流部
    東京都千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル3F

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