ニュースリリース

健康経営倶楽部マガジン ≪2019.09.10号≫
東京商工会議所
会員交流センター
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─健康経営の最新情報が満載!─
健康経営倶楽部マガジン ≪2019.9.10 vol.32≫
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本メールマガジンは、健康経営倶楽部マガジンに登録された方、
および、健康経営アドバイザー研修にお申込みの方に配信しています。
≪目次≫--------------------------------------------------------------
■東商からのお知らせ
1.【10月1日(火)~】健康経営アドバイザー研修
消費税率引き上げに伴う価格改定について
(東京商工会議所 サービス・交流部)
2.《時間変更のご案内》
【9月25日(水)】参加無料!健康経営シンポジウム
「人を幸せにする経営とは~これからの健康経営を考える~」
(東京商工会議所 サービス・交流部)
■健康経営に関するお知らせ
3.地域に根差した健康づくりに取り組む事業所を表彰!
地元から発信する健康づくり支援事業のご案内
(東京都福祉保健局)
4.【10月10日(木)】参加無料!
経営者・経営者層・自治体担当者向け
健康経営実践セミナー2019 ~中小企業における健康経営~
(特定非営利活動法人 健康経営研究会)
5.【10月3日(木)】参加無料!
「健康経営セミナーinひらかた」開催のご案内
(公益財団法人 枚方体育協会)
■健康経営 実践コラム
6.季節の健康だより
「秋バテと秋の花粉症」(第3回/全6回)
看護師・中小企業診断士 溝上愛
7.睡眠でパフォーマンスを向上!
~睡眠が企業の働き方改革・健康経営を変える~
「ハイパフォーマーと一般ビジネスパーソンの睡眠の違いって何?」
(第2回/全8回)
株式会社ニューロスペース
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■東商からのお知らせ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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1.【10月1日(火)~】健康経営アドバイザー研修
消費税率引き上げに伴う価格改定について
(東京商工会議所 サービス・交流部)
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東京商工会議所が実施している「健康経営アドバイザー研修」について、20
19年10月1日(火)からの消費税率引き上げに伴い、下記の通り価格改定
を実施いたします。
【価格改定】※税込、テキスト代、認定料含む
2019年9月30日(月)まで 8,640円
→2019年10月1日(火)から 8,800円
※10月1日(火)以降にお申込みを完了されると、価格改定の対象とな
ります。
※受講料金の決済方法はクレジットカードまたはコンビニ決済です。
⇒健康経営アドバイザー研修のお申込み・詳細はこちら
https://www.tokyo-cci.or.jp/kenkokeiei-club/03/
【問い合わせ先】
東京商工会議所 サービス・交流部 会員交流センター
TEL:03-3283-7670
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2.《時間変更のご案内》
【9月25日(水)】参加無料!健康経営シンポジウム
「人を幸せにする経営とは~これからの健康経営を考える~」
(東京商工会議所 サービス・交流部)
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8月26日(月)のメルマガにてご案内しておりました本シンポジウムについ
て、開催時間が下記の通り一部変更となり、第2部の開始時刻が15分繰り下
がりました。
また、第3部の「健康経営優良法人認定直前対策セミナー」は、「中小規模法
人部門」の解説となります。「大規模法人部門」ならびに、「ホワイト500」
の解説ではございませんので、ご了承ください。
《開催時間変更》
■第1部 時間変更はありません。
■第2部(12:45~13:45)
【パネルディスカッション】
「組織が変わる、従業員が変わる ~健康経営の可能性~(仮)」
<モデレーター>
東京大学未来ビジョン研究センター 特任教授 古井 祐司 氏
<パネラー>
金井大道具株式会社 代表取締役社長 金井 勇一郎 氏
サイショウ.エクスプレス株式会社 専務取締役 齋藤 敦士 氏
中小企業診断士/オフィス・ライトハウス 代表 檜山 敦子 氏
■第3部(13:55~15:30)
【セミナー】
「健康経営優良法人認定(中小規模法人部門)直前対策セミナー」
社会保険労務士 吉野 美奈子 氏
【サプライヤーによるソリューションPR】
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
※変更内容を反映の上、以下の通り概要を再送いたします。
○日 時 2019年9月25日(水)10時00分~15時30分
○場 所 東商グランドホール
(東京都千代田区丸の内3-2-2 丸の内二重橋ビル5階)
○定 員 300社
※先着順
〇参 加 費 無料
⇒お申込み・詳細はこちら
http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-94907.html
【問い合わせ先】
東京商工会議所 サービス・交流部
TEL:03-3283-7670
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■健康経営に関するお知らせ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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3.地域に根差した健康づくりに取り組む事業所を表彰!
地元から発信する健康づくり支援事業のご案内
(東京都福祉保健局)
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東京都は、健康寿命の延伸を目指して、地域のつながりに資する健康づくりの
取組を募集し、優良な取組を行う事業所を表彰します。
○募集対象 地域住民、従業員やその家族等を対象とした、健康づくりの取組
を積極的に行っている事業所
〇申込方法 以下のサイトの要件等を確認の上、申込書を提出してください。
(メール、FAX、郵便での受付)
〇募集締切 2019年10月11日(金)
○表 彰 ご応募された取組のうち、特に優れた取組について表彰します。
※副賞 最優秀賞:10万円
部門賞 : 5万円
⇒お申込み・詳細はこちら
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kensui/kankyo/jimoto/
【問い合わせ先】
東京都福祉保健局 保健政策部 健康推進課
TEL:03-5320-4356
FAX:03-5388-1427
メール:S0000289@section.metro.tokyo.jp
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4.【10月10日(木)】参加無料!
経営者・経営者層・自治体担当者向け
健康経営実践セミナー2019 ~中小企業における健康経営~
(特定非営利活動法人 健康経営研究会)
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健康経営研究会は、“これから”を見据えた健康経営について学べる健康経営
実践セミナー2019を開催します。本セミナーでは、健康経営に対する社会
の意識が高まっている今日における、企業での様々な取り組みが紹介されます。
〇日 時 2019年10月10日(木)14時00分~17時30分
〇場 所 ・大手町サンスカイルーム D会議室
(〒100-0004
東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル27階)
・全国の会場でもセミナー映像を視聴可能(ライブオン形式)
※下記の「詳細はこちら」をご参照ください。
〇プログラム
〈講演1〉
健康経営の今後の課題
特定非営利活動法人 健康経営研究会 理事長 岡田 邦夫 氏
〈ワークショップ〉
健康経営に関するワークショップ
健康経営研究会
〈講演2〉
埼玉県の健康経営施策について
埼玉県 保健医療部 健康長寿課
〈講演3〉
ドラッグストアの地域貢献 ~働く人の健康づくり~
株式会社富士薬品
・管理栄養士
・ドラッグストア事業本部 商品統括部 医薬品部
OTC教育課 ニュートリションエリアマネージャー
鎌田 梨菜 氏
〈事例発表〉
企業での取組み
株式会社井上蒲鉾店 代表取締役 牧田 知江子 氏
〈情報提供〉
大塚製薬株式会社
〇対象 経営者・経営者層・自治体担当者
〇申込締切 2019年10月7日(月)まで
※定員に達し次第、締切となります。
〇その他
本会場はライブ配信会場となっております。会場内の状況が撮影され、配信
される可能性がある旨をご了承の上、お申込みください。
⇒詳細・お申込みはこちら
詳細 :http://kenkokeiei.jp/documents/seminor20191010.pdf
お申込み:https://krs.bz/otsuka/m?f=40&e_573=17
【問い合わせ先】
NPO法人 健康経営研究会 事務局
メール:npokenkokeiei_event@bizell.jp
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5.【10月3日(木)】参加無料!
「健康経営セミナーinひらかた」開催のご案内
(公益財団法人 枚方体育協会)
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枚方体育協会は、「健康経営」に関する第一人者である岡田邦夫氏をはじめと
する講師をお招きし、昨年度に引き続き健康経営セミナーinひらかたを開催
します。本セミナーでは、健康経営の必要性やメリット、実践事例など最新の
情報が紹介されます。
○日 時 2019年10月3日(木)14時30分~17時00分
○場 所 枚方市立メセナひらかた会館 6階 大会議室
(〒573-1191 大阪府枚方市新町2-1-5)
※京阪電車「枚方市駅」より徒歩5分
○プログラム
〈講演1〉
健康経営でなぜ会社が変わるのか(質疑応答あり)
特定非営利活動法人 健康経営研究会 理事長 岡田 邦夫 氏
〈講演2〉
・企業で取り組む健康経営の実践のポイント(質疑応答あり)
株式会社ルネサンス健康経営推進部次長
健康経営会議実行委員会事務局長 樋口 毅 氏
・仕事の合間から始める健康経営-楽10体操-のご紹介
健康運動指導士 倉田 智栄子 氏
・「ひらかた健康優良企業」の取り組み
枚方市保健所
・従業員の健康意識を高める健康経営プログラム
公益財団法人 枚方体育協会
○定 員 170名
⇒お申込み・詳細はこちら
https://business.form-mailer.jp/lp/8fd646ca91093
【問い合わせ先】
公益財団法人 枚方体育協会
TEL:072-898-0200
※金曜日を除く、9時から17時対応
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■健康経営 実践コラム■ ※従業員の皆様にもご紹介ください
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健康経営の取り組みの一環として、社員の健康リテラシー向上に活用できるよ
う、職場の中でも簡単に取り組める健康づくりに関する知識等を提供するコラ
ムを掲載しております。
社員のみなさまに転送するなど、健康情報の提供を通じて、健康リテラシーの
向上にご活用ください。
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6.季節の健康だより
「秋バテと秋の花粉症」(第3回/全6回)
看護師・中小企業診断士 溝上愛
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読者の皆様、こんにちは。
本コラムでは、働く人のための「季節の健康だより」と題して情報をお届けし
ています。
さて、今回のコラムは秋の準備号です。
これからどんどん過ごしやすい気候になり、食べ物もおいしい季節になります
ね。スポーツや行楽にももってこい!
そんな時期に秋バテや花粉症で体調がすぐれない…なんて、仕事のパフォーマ
ンスも上がらないし、余暇を満喫するエネルギーも湧いてこないのでもったい
ないですよね。
ぜひ、今回ご紹介する情報を活用して、元気に秋本番を迎えてくださいね!
●「秋バテ」とは
夏の暑い時期を過ぎても、だるさや疲れ、食欲がないなど夏バテのような症状
があることを秋バテと言います。
9月上旬の今は、「夏バテの延長でしょ」と認識してしまいがちですが、何も
しないままでは10月まで持ち越してしまいかねません。早めに秋バテを脱す
ることができるよう、ぜひ夏の終わりの今の時期から意識して対策を取ってい
きましょう。
●秋バテの原因について
秋バテの原因は自律神経の乱れと、体の冷えだと言われています。
夏の間は冷房の使用により室内外での気温差が激しく、秋口になると朝晩の気
温の低下に対して日中は真夏並みの気温となる日もあり、一日を通して気温差
が生じます。この激しい体感の温度差が続くことで、自律神経のバランスの乱
れが起こります。
また、冷たいものを食べたり、暑いからといってお風呂は湯船につからずシャ
ワーで済ませたりする、などの夏の生活習慣により体が冷えて体温が下がり、
免疫力も低下してしまいます。
●働く人の「秋バテ予防」のポイント
その1:昼間も夜も、エアコンを夏の設定のままにしない!
― 日中のエアコンの温度は外の気温に合わせてこまめに調整するようにしま
しょう。設定温度が同じでも、外の気温が下がるとエアコンの効きが良くなり、
室温も下がりすぎてしまう場合があります。
また、夜間にエアコンを使っている方は設定温度や使用時間を見直してみまし
ょう。熱中症のコラムでもお伝えした通り、人の体感温度は湿度が低く風通し
が良い環境では下がります。夕方から夜間はエアコンをドライ(送風)設定に
したり、扇風機を使用したり、窓を開けたりして過ごしてみましょう。さらに、
睡眠時にエアコンを使う際はタイマーをかけて体が冷えすぎないようにしまし
ょう。
その2:食べ物とお風呂で体を温めよう!
― まだ暑いので、冷たいお茶やコーヒーがおいしいと感じるかもしれません。
それほど暑くない朝晩からで良いので、徐々に温かい飲み物を選ぶ日を増やし
てみてはどうでしょうか。食事ではお味噌汁やスープ、根菜類を食べて、体を
中から温めるよう意識してみましょう。
お風呂はぬるめのお湯にゆっくりとつかるのがおすすめです。40℃程度のぬ
るめのお湯に15~20分程度つかると、体を外から温めるだけではなく、血
行が良くなり体の中まで温まります。暑くて湯船に長く入っていられない方は、
半身浴でも良いでしょう。
その3:運動で調子を整えよう!
― 秋は朝晩が過ごしやすい気候になり、運動を始めるにはちょうど良い季節
です。ウォーキングやラジオ体操など軽い運動を生活に取り入れてみましょう。
体を動かすことで適度に体が温まり、免疫力がアップします。さらに、代謝が
良くなり自律神経が整っていきます。
●え、秋にもあるの?「秋の花粉症」について
春はスギやヒノキの花粉症が話題になりますが、秋にも花粉症は起こります。
8月から10月にかけて開花する、キク科のブタクサやヨモギなどの植物が原
因で、症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど、春の花粉症と同
じです。
●「秋の花粉症」の対策
ブタクサやヨモギなどの植物は、スギやヒノキのように数キロ先まで飛散する
ことは通常ありません。道端や公園、河川敷などに雑草として生育しているこ
とが多く、近くを歩いたりジョギングしたりする際に吸い込んでしまうことが
あります。雑草が生えている場所には近づかないようにするだけでも、予防に
なります。
●「秋の花粉症」の落とし穴
季節の変わり目で風邪をひきやすい時期と重なり、くしゃみや鼻水の症状を風
邪だと思い込む場合があります。発熱や咳など風邪特有の症状がない、特定の
タイミングで症状が出る、症状が長引く場合は花粉症の恐れがあります。ぜひ
医療機関を受診してみてください。
いかがですか?
まだまだ暑い日が続いており、激しい雨や台風などの大きな気候の変化の対応
に追われてしまいがちですが、季節は確実に秋に向かって変化していきます。
秋を満喫するべく、徐々に秋の気候になっていくことを念頭に置いて、しっか
りと体調を整えていきましょうね!
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7.睡眠でパフォーマンスを向上!
~睡眠が企業の働き方改革・健康経営を変える~
「ハイパフォーマーと一般ビジネスパーソンの睡眠の違いって何?」
(第2回/全8回)
株式会社ニューロスペース
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読者の皆様、こんにちは。
本コラムでは、「睡眠でパフォーマンスを向上!」と題して情報をお届けして
います。
ビジネスパーソンの方とお話をすると「ちゃんと寝ているのに日中眠い」「寝
ても疲れがとれず、仕事がはかどらない」というお悩みをお持ちの方が多くい
らっしゃいます。
これまで、ニューロスペース社では1万人以上の睡眠改善に携わってきました
が、その中でビジネスパーソンに見られる睡眠データの典型例と、ハイパフォ
ーマーや会社から評価の高いビジネスパーソンに見られる睡眠データの違いを
ご紹介していきたいと思います。
まずは、以下の図でそれぞれの違いがわかりますでしょうか?
◎図 ※下記リンクをクリックしてください。
https://www.tokyo-cci.or.jp//20190910kenkomg_pic.jpg
〈違い(1)寝付きにかかる時間〉
図Aは、ベッドに入ってから寝つくまでに時間がかかっています。一方で図B
は、比較的直ぐに寝つくことができています。
ベッドに入ってからなかなか寝つけない状態には、スマホをいじったり本を読
んだりしてそもそも寝ようとしていない状態と、仕事や心配事などが頭に浮か
び、寝たいけれど寝られないという状態があります。
私たちの脳は、場所とそこで行った行為をセットで記憶する特徴があるので、
入眠に悩む人は、まず「ベッドは眠るだけの場所」という正しい認識と習慣を
作ることからスタートしましょう。寝つけないというどちらの状態も、このこ
とを守るだけで、如実に改善されます。
また、スマートフォンのブルーライトは体を覚醒させてしまう効果があるため、
できるだけ、寝る前は見ないように心がけることと、夜になったらブルーライ
トを軽減するナイトモードへの設定をすることもおすすめします。
そして、「よく3秒で寝れるんです」と自慢をされる方がいますが、ベッドに
入ってから瞬時に寝てしまう人は、実は慢性的に睡眠が足りていない可能性が
あり、決して自慢できることではありませんので、注意が必要です。ベッドに
入ってから3分から10分くらいの時間をかけて、まどろみを感じながら徐々
に眠るのが、理想的な寝つき方になります。
〈違い(2)起床時間の規則性〉
図Aを見ると、平日は出社時間が決まっているので、起きる時間が一定になっ
ていますが、土日は極端に後ろにずれ込んでいます。いわゆる週末の二度寝や
寝だめです。一方、図Bでは平日も休日も起床時間はほぼ一定になっています。
弊社が行った睡眠負債実態調査でも、理想の睡眠時間に対して現実の睡眠時間
は、1時間から2時間少ないことがわかっており、多くのビジネスパーソンは
慢性的に睡眠が足りていない状態にあります。
睡眠時間が足りていないと、仕事のない休日にたくさん寝ようとするのは当た
り前のことです。しかし、起床時間を大幅に遅らせた休日の生活は、翌月曜日
に倦怠感を残してしまいます。
私たちの体内時計は、起床して光を浴び始めたタイミングからスタートをする
ため、週末の寝だめは体内時計を後退させてしまい、月曜日には「身体はまだ
寝ているのだけれど起きなければならない」という状態になります。
このように、日本にいるにも関わらず、週末の寝だめにより発生する時差ボケ
のような状態は“ソーシャルジェットラグ”と呼ばれています。毎週末、アジ
ア旅行に行って帰ってを繰り返しているという感じだと思ってもらえるとイメ
ージがしやすいのではないでしょうか。
〈違い(3)昼間の眠気と仮眠〉
図Aは、午後に眠気を感じつつも、睡眠はしていません。ところが図Bは、眠
気が来る前に積極的に仮眠をしています。実は、仮眠は午後の生産性をあげる
ためにとても有効な手段です。弊社は、仮眠が集中力とパフォーマンスに与え
る影響を実証実験し、仮眠を行うと、その期間の午後の集中度が仮眠を取らな
い期間と比べて大きく改善したという結果を確認しています。
【参考記事】三菱地所との「仮眠室を活用した仮眠効果検証実験」結果報告
(仮眠を活用することで日中の集中力向上と眠気低減を計測データで確認)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000020114.html
また、日本では眠いときにカフェインを摂取することが当たり前となっていま
すが、カフェインは睡眠誘発物質が脳に作用するのをブロックしているだけで
あり、眠気の根本的な原因は解消されないので、無意識のパフォーマンス低下
やケアレスミスなどが起きやすくなってしまいます。
根本的な解決には、仮眠をするのがベストなのです。
仮眠がなかなか取れないという方は、椅子に座って目をつぶるだけでも効果が
ありますので、できるところから取り入れていきましょう。
〈違い(4)ベッドでない場所での睡眠〉
図Aは、朝の7時から9時の間、そして夜の21時付近、ベッドではないとこ
ろで寝ていますが、この場所はわかりますか?
答えは、電車の中です。帰宅時の電車の中などでの居眠りは、夜の睡眠に悪影
響を及ぼします。なぜなら、私たちの睡眠はバネの原理に似ており、起きてい
る時間が多いほど、眠るための力(睡眠の恒常性、睡眠圧力ともいわれます)
は蓄積するからです。
心地よく寝つき、深い眠りを得るためには、この睡眠圧力が必要になります。
しかし、帰りの電車の中や、帰宅して夕食後のソファーの上などで寝てしまう
ことにより、この力が減少し、バネの力が弱くなり、夜の睡眠がままならず、
翌日のパフォーマンスに悪影響を及ぼしてしまうのです。
これを解消するためには、できる限り夜の睡眠の前(個人差はあるが少なくと
も6時間前くらいから)は眠らないようにすることが大切です。帰宅時などに
眠くならないようにするためには、(3)で述べたように積極的な仮眠を活用
することも効果的です。
ここまで読んでいただいた皆さんの睡眠は、一般ビジネスパーソンと、ハイパ
フォーマーの寝かたのどちらに近いですか?図Bのハイパフォーマービジネス
パーソンの寝かたに近づけるように、紹介した4点の違いを意識してみてくだ
さい。
株式会社ニューロスペース 代表取締役社長 小林孝徳
https://www.neurospace.jp/
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▽ 東商のプライバシーポリシーについて
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≪発行≫東京商工会議所 サービス・交流部
東京都千代田区丸の内3-2-2 丸の内二重橋ビル6F
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