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健康経営倶楽部マガジン  ≪2019.01.08号≫

2019年1月8日
東京商工会議所
会員交流センター

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          ─健康経営の最新情報が満載!─
    健康経営倶楽部マガジン  ≪2019.1.8 vol.24≫
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本メールマガジンは、健康経営倶楽部マガジンに登録された方、
健康経営アドバイザー研修にお申込みの方に配信しています

≪目次≫--------------------------------------------------------------
■東商からのお知らせ
 1.がん治療と仕事の両立のポイント ~従業員ががんになったら~    
   【2月27日(水)開催】(参加無料)
                       (東京商工会議所 墨田支部)

■健康経営に関するお知らせ
 2.働き方改革とこれからの健康経営を考える!
   健康経営フォーラム2018in東京【1月17日(木)開催】(参加無料)
                  (特定非営利活動法人 健康経営研究会)

3.企業の経営者、人事労務担当者、産業保健スタッフ必見!(参加無料)
   病気の治療と仕事の両立支援セミナー【1月22日(火)港区開催】
                (東京都産業労働局雇用就業部就業推進課)

 4.健康経営の取組の情報共有・意見交換の場を提供! 
   第3回健幸セミナー【1月30日(水)さいたま市開催】(参加無料)
               (さいたま市都市戦略本部 都市経営戦略部)

 5.安全衛生優良企業セミナー「安全で健康な職場の証」(参加無料)
         (非営利一般社団法人 安全衛生優良企業マーク推進機構)

■健康経営 実践コラム
 6.今日から始める!働きながら健康づくり(最終回)
   「自分でできる、メンタルヘルスケア」
                    看護師・中小企業診断士 溝上愛

 7.健康でいつまでも仕事を続けるために~糖尿病の視点から~
   「インフルエンザと糖尿病」
                      公益社団法人日本糖尿病協会

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■東商からのお知らせ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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 1.がん治療と仕事の両立のポイント ~従業員ががんになったら~    
   【2月27日(水)開催】(参加無料)
                       (東京商工会議所 墨田支部)
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新規にがんに罹る方の数は毎年二十数万人にもなると言われています。
仕事が継続可能にもかかわらず、退職しているケースも少なくありません。
東京商工会議所墨田支部では下記の通り、セミナーを開催し、企業ができる両
立支援や職場ができる就労支援などをわかりやすく解説します。

○日 時 2019年2月27日(水) 10時00分~12時00分

○テーマ ①働く世代のがんの状況と両立支援の現状
     ②治療と仕事の両立支援のポイント
     ③企業における取組成功事例
     ④休暇制度・勤務制度のつくり方 など      

○講 師 社会保険労務士 近藤 明美 氏

○場 所 すみだ産業会館9階 会議室4(JR錦糸町駅南口徒歩3分)

○定 員:60名

 ⇒お申込・詳細はこちら
  http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-89755.html

 【問い合わせ先】
   東京商工会議所 墨田支部  
   TEL : 03-3635-4343 

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■健康経営に関するお知らせ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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 2.働き方改革とこれからの健康経営を考える!
   健康経営フォーラム2018in東京【1月17日(木)開催】(参加無料)
                  (特定非営利活動法人 健康経営研究会)
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「働き方改革関連法案」が2018年に可決、成立し、2019年4月に施行
を迎えるにあたって、生産性の向上が大きなテーマとなっています。
生産性向上の為に、「仕事の効率化」や「時短」、「テレワーク」、「副業・
兼業の推進」等、国をあげての健康経営への取組みが進んでいます。
健康経営研究会は、国の施策や方向性を紹介するとともに、経営戦略としての
健康経営をどのように取り組むかや、これから健康経営を参加者の皆様ととも
に考える「健康経営フォーラム2018」を開催します。


○日 時 2019年1月17日(木)13時30分~17時15分

○テーマ ①講演 「労働寿命の延伸が健康寿命を延ばす」
         一般財団法人日本予防医学協会 
         理事長 神代 雅晴 氏

     ②講演 「健康経営に係る施策の流れ」
         経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課
課長  西川 和見 氏

     ③講演 「コラボヘルスを通じた予防・健康づくりについて」
         厚生労働省 保険局 医療介護連携政策課 
         医療費適正化対策推進室 
         室長  廣瀬 佳恵 氏
     
     ④講演 「行動変容を徹底追求する『新健診モデル』で健康経営を
         加速するー2千項目健康ビッグデータをベースとした未来
         型ヘルスケアサービスの追求-」
         弘前大学COI研究推進機構(医学研究科)教授                
         COI副拠点長(戦略統括) 村下 公一 氏

     ⑤講演 「健康経営取り組み企業事例」
         ソネット・メディア・ネットワークス株式会社 
         経営企画管理部 総務課       
         課長  松本 裕文 氏

○場 所 日本橋三井ホール

○定 員 500名

 ⇒お申込み・詳細はこちら
  https://www.jpm1960.org/seminar/now/2018.html

 【問い合わせ先】
   健康経営フォーラム2018事務局(一般財団法人日本予防医学協会内)
   MAIL:npokenkoukeiei_event@jpm1960.org

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 3.企業の経営者、人事労務担当者、産業保健スタッフ必見!(参加無料)
   病気の治療と仕事の両立支援セミナー【1月22日(火)港区開催】
                     (東京労働局労働基準部健康課)
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日本人のうち、生涯でがんと診断される割合は2人に1人に上っており、働く
世代にとっても無縁ではありません。かつては「不治の病」とされていた病気
についても、医療技術の飛躍的な進歩により「長く付き合う病気」へと、がん
治療の主力も「入院治療」から「通院治療」へと変化し、仕事を持ちながら通
院しているがん患者も32.5万人に上るなど、事業主にとって、身近な課題
となっています。
東京労働局は、下記セミナーを開催いたしますので、企業の経営者や人事労務
担当者、産業保健スタッフ等の皆様はぜひご参加ください。

○日 時 2019年1月22日(火)13時30分~16時35分

○テーマ ①基調講演 「病気の治療と仕事の両立の具体的な進め方(仮)」
      東京産業保健総合支援センター 産業保険相談員
      東海大学健康科学部看護学科教授 
      錦戸 典子 氏

     ②ハローワーク飯田橋(長期療養者就職支援事業実施安定所)の
      取組

     ③企業の取組事例
      株式会社ツムラ

     ④東京産業保健総合支援センターの事業について

     ⑤東京都難病・がん患者就業支援奨励金について
      東京都産業労働局雇用就業部就業推進課

○場 所 女性就業支援センター 4階ホール(東京都港区芝5‐35‐3)

○定 員 250人

 ⇒お申込み・詳細はこちら
  https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/news_topics/houdou/_122834/_123689_00019.html

 【問い合わせ先】
   東京労働局 労働基準部 健康課
   TEL:03-3512-1616

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 4.健康経営の取組の情報共有・意見交換の場を提供! 
   第3回健幸セミナー【1月30日(水)さいたま市開催】(参加無料)
               (さいたま市都市戦略本部 都市経営戦略部)
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さいたま市は企業・団体に「健康経営」の重要性を伝えるとともに、取り組む
ためのきっかけが生まれる場や、取組の情報共有・意見交換の場を作り、「健
康経営」に対する機運醸成と、取組の活性化を図るため、「さいたま健幸ネッ
トワーク 第3回健幸セミナー」を開催します。

○日 時 2019年1月30日(水)14時00分~16時45分

○テーマ 第1部 セミナー「長く元気に働くための足育て」
         講師 高山 かおる 氏
           (済生会川口総合病院皮膚科医師
            /一般社団法人足育研究会代表)

     第2部 セッション ①「はじめよう!健康経営」(講義)
               ②事例検討(グループワーク)
         講師 稲田 耕平 氏(特定社会保険労務士)

○場 所 大宮ソニックシティ9階 906会議室
     (埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 大宮ソニックシティビル)

 ⇒お申込み・詳細はこちら(さいたま市)
  http://www.city.saitama.jp/006/007/002/026/002/310130.html

 【問い合わせ先】
   さいたま市 都市戦略本部/都市経営戦略部 
   企画・地方創生推進担当 
   TEL:048‐829‐1033

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 5.安全衛生優良企業セミナー「安全で健康な職場の証」(参加無料)
         (非営利一般社団法人 安全衛生優良企業マーク推進機構)
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安全衛生優良企業とは、労働者の安全や健康を確保するための対策に積極的に
取り組み、高い安全衛生水準を維持・改善しているとして、厚生労働省から認
定を受けた企業のことです。
本制度の周知拡大と認定企業の増加を目的に活動している非営利一般社団法人
安全衛生優良企業マーク推進機構は、安全衛生優良企業と健康経営優良法人の
認定についての専門家をお迎えして、安全で健康な職場づくりの最新情報をお
届けするセミナーを開催します。奮ってご参加ください。

【企業・安全衛生優良企業アドバイザー・学生向け開催】
○日 時  2019年1月11日(金)、23日(水)
           2月5日(火)、7日(木)
      全日11時30分~17時00分

○テーマ  ・「働くときに役立つ基礎知識、安全衛生優良企業の概要につい
       て」
      ・安全衛生優良企業会社紹介「安全衛生優良企業としての取り組
       み事例のご紹介」
      ・安全衛生優良企業事例発表「安全衛生優良企業認定までの軌跡」
      ・「健康経営のすすめ」
      ・「安全衛生優良企業公表制度の概要と認定取得について」
      ・「安全衛生優良企業アドバイザーのための認定取得ノウハウ」

○講 師  1月11日(金)
      ・稲田社労士事務所 代表 稲田 耕平 氏
      ・安全衛生優良企業 認定企業各社 
      ・非営利一般社団法人 安全衛生優良企業マーク推進機構 
       理事長 木村 誠 氏

      1月23日(水)
      ・社会保険労務士事務所 しのはら労働コンサルタント 
       代表 篠原 宏治 氏
      ・安全衛生優良企業 認定企業各社 
      ・非営利一般社団法人 安全衛生優良企業マーク推進機構 
       理事長 木村 誠 氏

      2月5日(火)
      ・稲田社労士事務所 代表 稲田 耕平 氏
      ・安全衛生優良企業 認定企業各社 
      ・吉野社会保険労務士事務所 代表 吉野 美奈子 氏

      2月7日(木)
      ・吉野社会保険労務士事務所 代表 吉野 美奈子 氏
      ・安全衛生優良企業 認定企業各社 
      ・非営利一般社団法人 安全衛生優良企業マーク推進機構 
       理事長 木村 誠 氏
      
○場 所  1月11日(金)
      アクセス梅田フォーラム
      (大阪市北区小松原町2-4大阪富国生命ビル12階)

      1月23日(水)
      NATULUCK中洲川端駅前 
      (福岡市博多区中洲5丁目1-22 松月堂ビル4階)

      2月5日(火)
      アクセス渋谷フォーラム 
      (渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー24階)

      2月7日(木)
      アクセス名古屋駅前フォーラム 
      (名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング8階)

○定 員  200名

 ⇒お申込み・詳細はこちら
   https://shem.or.jp/anzen2018

 【問い合わせ先】
   非営利一般社団法人 安全衛生優良企業マーク推進機構
   TEL:03-6892-2012

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■健康経営 実践コラム■ ※従業員の皆様にもご紹介ください
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健康経営の取り組みの一環として、社員の健康リテラシー向上に活用できるよ
う、6回シリーズで職場の中でも簡単に取り組める健康づくりに関する知識等
を提供するコラムを掲載しております。今回は第6回(最終回)です。
社員のみなさまに転送するなど、健康情報の提供にご活用ください。
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 6.今日から始める!働きながら健康づくり(最終回)
   「自分でできる、メンタルヘルスケア」
                    看護師・中小企業診断士 溝上愛
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みなさん、こんにちは。そして、あけましておめでとうございます。
今週が仕事始めの方も多いのではないでしょうか? 今年も、良い一年にした
いものですね!

「健康づくりで人生100年時代のビジネスマンになろう」ということで、本
コラムでは皆様の生活にすぐ取り入れられる健康の小ワザをご紹介していきま
す。今回のテーマは「メンタルヘルス」つまり「こころの健康づくり」です。
今回のコラムでは、「こころ」に効くセルフケアをご紹介していきます。

<1.自分のこころの状態の変化に気づき、リセットするルールを決めておく>
落ち込んだり、苛立っているときは、注意力が散漫になり、仕事の効率が落ち
てしまい、普段はしないようなミスをしてしまいがちです。逆に、効率が落ち
たりミスが増えているときは、心の状態に変化がないかな?と振り返ってみる
ことで、自分のこころの状態の変化に気づけるかもしれません。
そんなときは、自分で自分のリセットボタンを押してあげることも必要です。
と言っても、機械のようにボタンがあるわけではないので、自分の調子が戻る
方法を決めてしまうのです。例えばコーヒーを飲む、甘いものを食べる、のよ
うに自分が好きなことでも良いですし、「運動」のコラムで取り上げたような
ストレッチもよいでしょう。
リセット方法について、動作は何でもよいのですが、ポイントは「これをした
ら、気分を切り替える」と自分に宣言してしまうことです。「言霊」という言
葉がありますが、自分自身に言い聞かせる言葉は、自分の潜在意識に働きかけ、
自己暗示の力があります。時には、その力を借りてみるのも一案です。

<2.心と身体のリズムを整える、深呼吸のすすめ>
深呼吸することで、自律神経の副交感神経が刺激されてリラックスできる効果
があります。また、副交感神経が活発になると、胃腸の働きを促すホルモンが
出て消化が促進されるなど、代謝をよくする効果もあります。
仕事中に集中している時など、気が付かないうちに呼吸が浅くなってしまって
いることもあります。1日のうちに2~3回、意識して深呼吸を取り入れるこ
とで心と身体のリズムを整えてみませんか。

<3.「緊張」をほぐしてパフォーマンスを発揮するコツ>
例えばプレゼンの前などの緊張状態では、知らないうちに体に力が入り、こわ
ばっています。「緊張しないように」と意識するだけでは、ますます緊張して
しまうこともあります。そんな時は緊張した体の状態を先に変えて、落ち着い
た心を取り戻しましょう。
まずは両肩を持ち上げるように力を入れて、次にふーっと力を抜いて楽にして
みましょう。その時、肩だけではなく手のひらを開いて力を抜くことがポイン
トです。もちろん、先にご紹介した副交感神経を活発にする深呼吸も合わせて
行うと更に効果的です。

<4.時には人の力を借りよう>
身近な人に話すだけでもストレス発散になりますが、逆に身近な人には話しに
くいことであれば相談窓口を利用するというのも一案です。
食事をレストランで楽しむように、運動をしにジムへ行くように、「こころの
ケア」も人や場所の力を借りてしまいましょう。

◎健康豆知識:働く人向けの相談窓口「こころの耳」
「こころの耳」は日本産業カウンセラー協会が厚生労働省からの委託事業とし
て運営する、無料で電話やメールでの相談が出来る窓口です。ご自身のことは
もちろん、ご家族、ご友人、同僚の方について、電話、メールでの相談ができ
ます。
電話の窓口 :http://kokoro.mhlw.go.jp/tel-soudan/
メールの窓口:http://kokoro.mhlw.go.jp/mail-soudan/

これまでのコラムでも書いてきた「食事」、「運動」、「睡眠」を整えると、
自律神経の働きが整い、精神状態も整ってきます。これまでコラムを通してご
紹介してきた健康習慣に、是非今回ご紹介したこころのセルフケアも加えてみ
てくださいね。

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 7.健康でいつまでも仕事を続けるために~糖尿病の視点から~
   「インフルエンザと糖尿病」
                      公益社団法人日本糖尿病協会
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インフルエンザをはじめとする感染症が流行する季節となりました。糖尿病患
者さんの場合、これらの感染症を引き起こしやすく、かかった場合は重症化し
やすいので特に注意が必要です。日本糖尿病協会が発行する月刊「糖尿病ライ
フさかえ」で特集された記事をご紹介しますので、改めてインフルエンザを学
び、この冬を健康に乗り切りましょう。

1.「インフルエンザとは」
インフルエンザは、唾やくしゃみ、せきで放出された飛沫のウイルスを吸い込
む飛沫感染や、ウイルスを含む唾や飛沫が付着した手で目や鼻、口に触れるこ
とでうつる接触感染などにより、人から人に感染します。飛沫として人の上気
道に入り込んだインフルエンザウイルスは増殖し、1~3日の潜伏期間を経て
発症すると、急激に体調が悪くなるのが特徴です。
インフルエンザでは、38℃以上の高熱が、頭痛、せき、悪寒、関節痛、倦怠
感、呼吸困難、腹痛、下痢などの様々な症状とともに急激に現れます。ただし、
糖尿病患者さんや高齢者では免疫反応の低下などもあり、発熱の程度が軽度の
場合もあるので、普通の風邪と自己診断しないよう心掛けることも重要です。
一般的には、症状が出てから7~10日前後で回復に向かいますが、解熱して
から2~3日の間は、感染力が非常に高く、せきやくしゃみによる飛沫で他人
に簡単に感染してしまう点も特徴です。

2.「インフルエンザワクチン」
感染症を防ぐには、うがいや手洗いはもちろんですが、ワクチンという有効な
方法があります。インフルエンザワクチンは、あらかじめ毒性を弱めたウイル
スを皮下注射することで、免疫細胞にウイルスに対する反応を覚えこませ、本
物のウイルスが侵入してきたときに備えるものです。
インフルエンザワクチンの接種は毎年必要で、その年の流行が予測されるワク
チンが接種されます。インフルエンザワクチンの感染予防効果は60%程度で
すが、接種しておけば、たとえインフルエンザにかかっても重症化を避けるこ
とができます。個人差はありますが、ワクチンは接種後2~3ヵ月程度の期間
は有効で、それ以降は効果が落ちてしまうため、接種時期が早すぎると予防効
果がなくなってしまうこともあります。

3.「糖尿病患者さんとインフルエンザ」
種々の免疫機能低下から、糖尿病患者さんは、一般的な感染症に罹患しやすい
と考えられています。また、インフルエンザにかかった場合、発熱や倦怠感の
原因である炎症シグナルがインスリンの効果を妨げるため、血糖値が非常に高
くなったり、全身の炎症に伴い、腎症をはじめとする血管障害が進行する可能
性があります。そのため、糖尿病患者さんがインフルエンザの感染や重症化、
合併症を防ぐためには、適切な飛沫感染予防対策と、発症後の早期の治療、そ
して何よりワクチン接種が大切と考えられています。
おしまいに、インフルエンザ予防のために糖尿病患者さんに心掛けていただき
たい点をまとめます。
①日頃から手洗い・うがいやマスク着用を心掛け、なるべく人込みは避けまし
 ょう。
②インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンを積極的に受けましょう。
③インフルエンザと思われる人と接触し、その後、せきやのどの痛み、関節痛
 や発熱などが現れたら、すぐに医療機関を受診しましょう。
④高齢者や血糖コントロール不良の糖尿病患者さんは、インフルエンザ流行期
 に風邪を引いた場合、安易な自己診断をせず、医療機関を受診しましょう。
⑤インフルエンザが重症化する場合があるので、我慢をしすぎないようにしま
 しょう。
⑥感染症の合併により血糖コントロールが難しくなったときは、主治医に相談
 しましょう。

出典:月刊「糖尿病ライフさかえ」2017年1月号P8‐13
    「インフルエンザと糖尿病」
    筆者:愛知医科大学病院 感染症科 三鴨 廣繁 先生
            同        小泉 祐介 先生

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   TEL:03-3283-7670
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