東京商工会議所北支部は６月７日（木）、中央工学校情報ビジネス科に在籍する学生に向けて、東京商工会議所および訪日外国人向けポータルサイト「Ｔｏｋｙｏ Ｎｏｒｔｈ」の紹介授業を行いました。

中央工学校（北区王子本町）は１９０９年（明治４２）年創立の専門学校で、建築・木造・設備や土木・測量・造園、機械・ＣＡＤなど実践的な技術力と豊かな人間性を育む学校として、これまで１０万７，０００人を超える卒業生を輩出してきました。中でも、情報ビジネス科は国際的な経営や貿易の知識を学び、ビジネス日本語表現やパソコン技術を身につけ、就職に繋げるべく留学生向けに設定された学科です。
今回は、この情報ビジネス科のカリキュラムの１つであるビジネス・プランニングの授業として「Ｔｏｋｙｏ Ｎｏｒｔｈ」を題材に、ビジネスプランの検討やプレゼンテーションの演習を行いたいという要望があり、授業を履修している２クラスの学生３６名に向けて授業を行いました。

前半は東京商工会議所の成り立ちや当所が行う経営支援・政策提言・地域振興の活動について、後半は北区内の中小企業の魅力を外国人旅行客に紹介するサイト「Ｔｏｋｙｏ Ｎｏｒｔｈ」について紹介しました。あわせて、今後の検討に向けて「外国人目線のコンテンツ拡充」と「アクセス数の増加」という課題が提示され、これを受けて、学生たちにはグループに分かれて課題解決に向けた提案を行っていただく予定です。

また、今回の授業を東京商工会議所 創立１４０周年記念事業と位置付け、「名探偵コナン」とコラボした『まんがでわかる東京商工会議所』と北区の魅力を発信する冊子『ＴＯＫＹＯ 北区時間２０１８ ～このまちの一歩奥へ～』（発行：東京商工会議所北支部）を学生に配布し、東京商工会議所の活動をＰＲしました。

学生にとって東京商工会議所はあまり馴染みのない組織ではありますが、当所の取り組みついて真剣なまなざしでメモを取る学生の姿が印象的でした。

東京商工会議所北支部では、今後も学生に向けたＰＲ活動や「Ｔｏｋｙｏ Ｎｏｒｔｈ」のコンテンツ拡充に向けて積極的に取り組んでまいります。

• 中央工学校ホームページ
• 「Tokyo North」サイト
• 東京商工会議所　創立140周年記念サイト
• 「TOKYO 北区時間2018 ～このまちの一歩奥へ～」ニュースリリース