歴代の受賞企業紹介

勇気ある経営大賞

優秀賞:株式会社イビサ|第5回選考結果

代表取締役
吉田 茂 (よしだ しげる)
所在地
東京都港区
資本金
8,120万円
従業員数
293名
創業
昭和40年
事業の概要
『IBIZA(イビサ)』という自社ブランドにて革製の手作りオリジナルバッグや小物を展開している。「素材そのものを活かしたものづくり」をモットーに、革が持つ特徴を最大限に活かした製品を、革の仕入・商品の企画開発・生産・販売まで自社にて一括して行う垂直統合を実現している。

授賞理由

  • 通常だと職人への依存度が高くなるバッグ業界にありながら、工程の細分化により作業を単純化し、職人でない準社員による生産体制を整えており、垂直統合経営の価値を最大化している点。
  • 修理の永久保証を掲げ、さらには月に2回の頻度で工場見学バスツアーを実施する等、顧客とのふれあいを何よりも重視し、徹底的に顧客満足を追及していること。

企業紹介

革の風合いを活かした商品
革の風合いを活かした商品
工場内の様子
工場内の様子

地中海に浮かぶ美しい島「イビサ島」をモチーフとしたブランド『IBIZA』は、顧客との共通の価値観を満足度につなげ、現在116万人ものイビサファンをつかんでいる。
革の風合いを大切にした少量多品種展開により、"2つとして同じ商品はない"というオリジナル性と希少価値がイビサファンの心を捉えて離さないようだ。
「お客様との永いお付き合い」という経営理念をもとに、地道に一貫して事業展開を図っており、修理の永久保証を掲げ、裏地の交換といった修理だけでなく、ショルダータイプをハンドタイプへといったデザイン変更にも対応している。この他、年に2回の「イビサマガジン」の発行、延べ参加人数が1万人を超える「工場見学バスツアー」、社長自らが毎回2万通のエアメールを送付する「海外からのハガキ」、バッグの無料お手入れ会など、徹底した顧客とのコミュニケーションづくりは出色である。
また、製造面において、バッグ業界の常識では考えられない、職人に依存せず準社員によって生産できる仕組みを確立している。また、裁断工程を中心にCAD/CAMや金型が不要で革を傷めない最新のコンピューター裁断機を導入するなど、生産性の向上も積極的に推進している。
販売においても特色があり、外部の卸売業者を通すことなく直営のショールームや全国の百貨店にて販売しており、また、販売員には必ず独自の研修を一定期間受講した同社のスタッフを配置し、きめ細かいサービスを提供している。

お問い合わせ
東京商工会議所 中小企業部03-3283-7644