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経営相談(東商ビジネスサポートデスク)

vol.95

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東商メール 【経営力upマガジン】≪2011.6.19 vol.95≫

東商メール 【経営力upマガジン】≪2011.6.19 vol.95≫

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当メルマガは、入会申込書や法定台帳にアドレスをご記入
頂いた方、ホームページよりお申し込み頂いた皆様、職員が
ご挨拶させて頂いた経営者の皆様に配信しております。
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東日本大震災で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

☆☆ LINE UP ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆震災に伴う東商からのお知らせ
1.特別相談窓口を開設しています
2.取引先等への放射性物質に係る通知について(貿易関係証明)
3.災害マル経融資の取り扱いを開始しています
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◆東商の「経営力up」
4.一緒に作ろう!BCP(事業継続計画)短期集中策定講座
5.Ustreamがもたらすソーシャルメディアの可能性
6.他人の失敗に学ぶ、危機回避・経営安定化の処方箋
7.小規模事業者向け「強い会社になるための節電・省エネセミナー」
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◆東京の「地域力up」
8.強い会社になるための節電・省エネセミナー(豊島支部)
9.稼ぐ中小企業になるための知的財産権大活用入門セミナー(渋谷支部)
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◆東商の「変革力up」 
10.「東京都の中小企業対策に関する重点要望」
11.「夏期の電力対策『ピーク抑制&節電』のための
自主行動計画作成ガイドライン」
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◆東商新聞・ツインアーチから
12.晴天荒天(井上舜三・戸田建設社長)
「私の出発点」
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13.イベントカレンダー再開のお知らせ
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14.「Webビジネス伝言板<ビジ伝>」のご紹介
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■■コラム 時空散歩
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「東商」のご案内 
http://www.tokyo-cci-nyukai.jp/
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◆震災に伴う東商からのお知らせ

1.特別相談窓口を開設しています

中小企業の方を対象に、震災に関する経営相談窓口を開設して
います。ぜひご活用ください。 

http://www.tokyo-cci.or.jp/pdf/shinsaisoudan.html

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2.取引先等への放射性物質に係る通知について(貿易関係証明)

東京商工会議所では、「貿易登録をされている企業・個人事業者が
作成された、客観的にその内容が確認できる記述に基づく宣誓書」に
対してサイン証明を行う事ができますのでご利用ください。

証明センタートップページ
http://www.tokyo-cci.or.jp

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3.災害マル経融資の取り扱いを開始しています

東京商工会議所では、被害を受けた中小企業者を対象とした
『災害マル経融資』の取り扱いを5月23日から開始しました。

http://www.tokyo-cci.or.jp/soudan/saigaimarukei.html

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◆東商の「経営力up」

4.【講座】一緒に作ろう!BCP(事業継続計画)
短期集中策定講座 第4期生募集!

 東日本大震災により、改めて事業継続計画(BCP)の重要性が注目
されています。必要性を感じていながらも、BCPをどのように策定して
いいか分からないとお悩みの企業に少人数制勉強会を開催します。
(会員割引)

http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-40281.html

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5.【セミナー】Ustreamがもたらすソーシャルメディアの可能性 

 Ustream Asia(株)の中川社長をお迎えし、講演会を開催。新しいメディア
として注目される「ユーストリーム」。今回はソーシャルメディアとしての
可能性をお話しいただきます。(参加無料)

http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-40277.html

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6.【セミナー】他人の失敗に学ぶ、危機回避・経営安定化の処方箋
(経営安定セミナー)

 会社が経営危機に陥る原因は数多くありますが、その大半が借金に起因
するもの。ほとんどの中小企業経営者が、借金と上手く付き合って会社を
経営して行かねばならないのが実情です。本セミナーでは、吉田猫次郎氏を
招き「最低限のサバイバル知識」を学びます。(参加無料)

http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-40172.html

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7.【セミナー】小規模事業者向け
「強い会社になるための節電・省エネセミナー」

夏の「ピーク抑制&節電」に向けた対策方法や、23区内で使える
助成金ガイド、小規模事業者向けの省エネ無料診断事業について
紹介します。(参加無料)

http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-40008.html

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◆東商の「地域力up」

8.強い会社になるための節電・省エネセミナー(豊島支部)

夏の「ピーク抑制&節電」に向けた対策方法や、豊島区で使える
助成金等の公的支援策、小規模事業者向けの省エネ無料診断事業など
について紹介するセミナーを開催します。(参加無料)

http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-40320.html

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9.稼ぐ中小企業になるための知的財産権大活用入門セミナー(渋谷支部)

企業には、目に見えない企業競争力の源泉=「知」が存在します。
そのような「『知』の権利化(=自社の知を特許などに出願すること)
のメリットとデメリット」「お金をかけずに知的財産権を活用するポ
イント」を説明します。(参加無料)

http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-40046.html

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◆東商の「変革力up」

10.「東京都の中小企業対策に関する重点要望」

 中小企業委員会がとりまとめた「東京都の中小企業対策に関する重点
要望」を常議員会で決議。今後、東京都の中小企業対策に具体的に反映
されるよう、東京都や東京都議会等に強く働きかけていきます。

http://www.tokyo-cci.or.jp/kaito/teigen/2011/230610.html

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11.「夏期の電力対策『ピーク抑制&節電』のための
自主行動計画作成ガイドライン」

今夏の電力不足に対応するため、中小企業の節電に対する
取り組みを支援するガイドラインを作成しました。
15%の削減を目指して、是非ご活用ください。

http://www.tokyo-cci.or.jp/kaito/teigen/2011/230520.html

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◆東商新聞・ツインアーチから

12.晴天荒天(井上舜三・戸田建設社長)

 東京商工会議所の役員・議員の方々の人生の転機となった
出来事を語っていただくコーナー。第78回は井上舜三・議員です。
井上氏が“出発点だった”と語る上司の一言とは。

(詳しくは、東商新聞 6月20日号 7面にて)

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13.イベントカレンダー再開のお知らせ

 「イベントカレンダー」は、4月下旬よりメンテナンスのため運用を
停止していましたが、5月30日よりサービスを再開しました。
リニューアルしたイベントカレンダーを、今後ともよろしくお願いします。

http://event.tokyo-cci.or.jp/

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14.「Webビジネス伝言板<ビジ伝>」のご紹介

「ビジ伝」は、東京商工会議所の会員企業が提供する製品・
サービス・セミナー情報を掲載しているビジネスPR支援サイトです。
会員が自慢の製品などを直接掲載しています。ぜひご覧ください。

http://www.b-den.net/

(東商新聞でも、毎月20日号で新製品・新サービスのご紹介を
掲載しています。詳しくは20日号10・11面をご覧ください。)

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 ■■コラム 時空散歩 「庶民が記録したことの価値」

 人類最初の絵や文字は木の枝の先で地面や洞窟の壁面に刻まれた。
やがて粘土板や木片に刻まれるようになって情報が他人の手にわたる。
書いた人の手を離れて伝わるのは、絵や文字という記号のおかげであ
る。記号は、離れた場所という空間と、歴史という時間を乗り越えて
記憶の共有を助ける。誰かの頭の中にだけある記憶は共有できないか
ら、後の世に伝えたい情報は記号に託すほかはない。

 明治から昭和にかけて日本の産業を支えたのは石炭だった。国のエ
ネルギー政策が石油に転換されるまで、多くの人が石炭産業に従事し
た。特に盛んだったのは九州筑豊地方である。そんなに昔のことでは
ないから、炭鉱で働く様子や当時の生活はまだ人々の記憶にある。
だが、放っておいたら人の記憶装置から消去される。なんとか書き残
して後世に伝えたいとの思いで筆をとった人がいた。紙に写された
「記憶」は2000枚以上。5月25日、そのうち697点がユネスコの世
界記憶遺産に登録されることになった。書き残したのは山本作兵衛と
いう絵師。といっても長く炭鉱で働いてきた元鉱夫である。絵画とし
ての価値が認められたわけではない。高く評価されたのは、労働者個
人が記録した稀有な資料的価値。相当の熱意と努力がなければできな
い。市井の人による日本初の記憶遺産登録は快挙といっていい。

 山本さんが絵を描き始めたのは60歳代半ばである。題材はすべて
自身が体験し見聞きしたことだから、細部にまでリアリティーがある。
狭い坑道に這いつくばっての採掘作業、一日の仕事を終えたあと混浴
の風呂場で鉱夫たちが汗を流す姿や子どもたちが遊ぶ風景。どれも説
明文とともに並々ならぬスケッチ力で丹念に描かれたイラストレーシ
ョンである。山本さんは一升瓶を脇に画用紙に向かって黙々と描いた
そうだ。昭和の末に亡くなっているが、世界記憶遺産に登録されるこ
となど想定外だったはずだ。称賛すべきは、ひたすら炭鉱労働者の姿
をリアルに後世に伝えたいという山本さんの思いだ。

 ユネスコは、文化や自然などの世界遺産、伝統芸能などの無形文化
遺産、そして歴史的資料などの記憶遺産という3大遺産事業を運営する。
世界遺産は国際条約の締結事項だから国家が申請する。だが記憶遺産
は自治体や団体でも申請できるため、山本さんの作品は所有者である
福岡県田川市が申請した。これまで記憶遺産に登録されたのは、手書
きの「人権宣言」(仏)やアンネの日記(蘭)、ベートーベンの交響曲
第9番の自筆譜(独)など。ユネスコは今回、名もなき庶民の生活の
記録にも価値を認めた。この国のある時代のある地方の人々の労働と
生活の克明な記録が、世界の記憶として永くとどまることを喜びたい。

(執筆者:UTSUI)

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★「東商イベントカレンダー」がリニューアルしました。
ぜひご利用ください。
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