夏のツアーとして、北区の2エリアを訪れました。それは、板橋と十条エリアで、2018年9月15日の朝10時から夕方5時の間です。私は板橋エリアの3スポットと、十条エリアの5スポットに寄りました。

ツアーその1.板橋エリア

板橋エリアでは、中丸花苑・お茶の丸美屋・きくひろに寄っていくルートです。まず、JR板橋駅を降りるところから始まります。地図に示すように、駅から10~15分くらい歩くと、中丸花苑とお茶の丸美屋のある滝野川市場通りが見えてきます。この滝野川市場通りは、お惣菜・衣類・生鮮野菜・お花など様々な日用品を売るお店や、美容室、そして緑茶などの日本のお土産になるお店があり、どのお店も手ごろなお値段です。私のような外国人にとっても大変印象的です。この通りでは、2、3時間いろいろな店を回って十分に楽しんで過ごせます。また、昔ながらのゲームセンターもあってそこで遊んでいきました。

滝野川市場通り

スポット1
滝野川通りでまず花屋さん、中丸花苑を訪れました。中丸花苑はこの通りの中心部に位置しており、私はこの花屋さんをすぐに見つけることができました。写真のように、花屋さんは色とりどりの花をそろえていて、とてもきれいな店内です。また、きれいにアレンジされています。私はここで15分間花と他の植物を観察してたくさんの写真を撮らせてもらいました。ここには多くの種類の室内に置く観葉植物、ブーケ、そして様々な形やサイズのフラワーコンテナーが置かれています。ほとんどの花は他の花屋さんと値段的には同じですが、いつも知っている花屋さんと比べて断然花の種類が多いと感じました。

花屋さん、(株)中丸花苑

この花屋さんは、滝野川通りのアクセスしやすい場所にあります。中丸花苑は店は小さいですが、多くのお客さんを惹きつける多様な種類の花を扱っています。私はこの花屋さんに出会えて楽しかったです。もしもう一度滝野川通りに来ることがあれば、迷いなくこの花屋さんに寄ってお花を買うと思います。

スポット2
中丸花苑のあと、その前にある丸美屋というお茶屋さんに寄りました。丸美屋さんは私にとってその日の中で一番魅力ある立ち寄り場所になりました。というのは、私は今までこのような形で、つまりこんなに詳しくお茶屋さんに寄ったことがなかったのです。お店にあるさまざまな種類の日本茶、伝統的な茶瓶、湯呑み、お土産品、そして伝統的な人形が並べてある光景に私はとりこになりました。ここで30~50分ほど滞在し、その間店主の方ともお話しできて、店主からお茶についての詳しい説明を聞くことができました。お店には、私が今まで知らなかった色々なお茶、例えばさくら茶、ブードック茶、ガーリック茶などたくさんの興味深いお茶がありました。価格も他のお茶屋さんと比べてもとても手ごろです。店主はとても謙虚な方で、お店に訪れたすべてのお客さんにお茶をふるまっていました。私も美味しい日本茶をごちそうになりました。このお店はその人気とそしてお茶のクオリティの高さで今まで多くの賞が贈られていることを知りました。

私は北区を巡っている際に北区オリジナルの産物を見つけようとがんばっていましたが、なかなか見つけることができませんでした。丸美屋の店主によると、お茶の多くは関西やそのほかの地域から来ているということでした。また店主は、この店のほとんどのお茶は他のお茶屋さんにはないと話されていました。私は茶筒や日本らしいお土産など、伝統文化を感じさせるいろいろなものをじっくり観察しました。これらの商品は、お茶にもまして多くのお客さんを惹きつけるものでした。私はお茶を2種類買いました。一つは自分用に、そしてもう1つは友達のお母さんへあげるものです。後で気づいたのですが、店主は私の買ったお茶にいくつかのエキストラなティーバッグをつけてくれていました。私はこれにとても感動し、またこのお店に寄ってその時には別の種類のお茶を買おうと思いました。

お茶の丸美屋のいろいろな商品(下の写真:さくら茶、茶碗と湯呑み)

お茶の丸美屋さんはこの日の北区めぐりで最も思い出に残ったお店でした。私は、外国人観光客も私と同じようにこのお店を気に入ると確信しています。多くのお茶の種類、手ごろな価格、日本文化を存分に味わえる物、そして店主のあたたかいおもてなしがそうさせると思います。私は日本茶の大好きな友人や、日本らしいお土産をほしがる友人にこの店を勧めたいです。私はこの丸美屋さんは、滝野川通りで一押しのお店だと思います。

スポット3
【和食レストラン「きくひろ」】
「きくひろ」はこの日の最後の訪問場所になりました。この店は今日紹介した花屋さんとお茶屋さんに比べると、JR板橋駅の近くにあります。滝野川通りのお茶屋さんをあとにして、フグ料理のきくひろさんにたどり着きました。きくひろは、駅に近く、店の片側は広いメインストリートに面しています。お店は私が着いたときには、中はお客さんでいっぱいで、とても人気店であると感じました。残念ながら、中に入れず、外から様子をうかがうことにしました。店の前に書かれているメニューとその値段は日本語だったので、特に漢字は私には難しくて何と書いてあるのか分かりませんでした。立てかけられた看板にあった写真をたよりにお料理の値段を見ました。きくひろさんは地元の和食レストランを代表するところで、興味深く、そして美味しそうな雰囲気です。

とても日本を感じさせる食堂「きくひろ」

滝野川市場通りのお店をもっと
【私はこれら3つのお店を当初訪問予定でしたが、時間がたっぷりあったので他いくつかのお店を通って興味を惹かれそこにも入ってみました。その一つはゲームセンターです。新旧のいろんなゲームが置いてありますが、他のゲームセンターではすでにお目にかかれないような懐かしいゲームがおいてありました。例えば、ジャンケンマシンです。ゲームはとても安価でプレイでき面白かったです。一緒にいた友人と1時間ほどゲームセンターで過ごしました。また、この通りで一番忙しそうにしている餃子のお店にも寄りました。多くのお客さんが餃子を買っており、その様子に引き込まれるように私も2種類の餃子を買いました。そのあと衣類のお店や生鮮野菜のお店にも寄りました。 まとめると、板橋エリアのお店めぐりは特筆すべきものでした。多くのお店が日本ならではの文化や伝統をそのまま保持していました。滝野川市場通りは私を魅了し、また時間があればもう一度訪れたくなる場所です。私はここで存分に楽しみ、買い物をしました。あえて残念な点を言うならば、多くのお店の標記が日本語のみなので、日本語がわからない外国人観光客にはそれらのお店について商品やメニューを理解するのは至難の技であることでした。

コース2 十条エリア

板橋エリアをあとにして、私は友人の一人と一緒に午後1時半ごろ十条エリアに来ました。私はしばしば十条の商店街にお出かけしてぶらぶら歩き、興味深いものやユニークなものを見つけようと探索します。十条の商店街は私にとって東京で最もお気に入りの商店街の一つです。この商店街にはたくさんの日本の伝統的なもの、例えば、有名な揚げ物、衣類、リサイクル用品、緑茶、宝石、化粧品や美容小物、生鮮フルーツや野菜、お花、和菓子、おかき、食堂、そしてハラールフード、アジア料理などが所狭しと軒を並べ、盛りだくさんです。 十条では私は5つの場所を訪れました。①大吉飯店、②十条銀座商店街の食工房しゅうさくとむさしや菓子店、③十条仲通りの蒲田屋、④善光寺、そして⑤十条富土見銀座商店街です。

スポット1
まず、ランチを取るために大吉飯店に行きました。中華料理のレストランで、本場の味が楽しめます。ここはとても十条駅から近くにあります。中華料理は東京でも大変人気があり。それは、栄養のバランス満点で手ごろな価格ということが理由です。大吉飯店もその一つで、友人と一緒にそれぞれ違うお料理を取って中華を堪能しました。

大吉飯店とそのお料理

私はここで手ごろな価格で食事を楽しみました。レストランの中は中国らしい装飾、色使いやデザインが施されています。この店のサービスとおもてなしはとても印象的でした。私たちはランチのラーメンセットと、担々麺の単品を注文しました。価格はほかの中華料理店と比べてもごく標準的なものでした。とても美味しかったです。ここで1時間ほど過ごしました。お店の雰囲気なども気に入り、ランチタイムを楽しむことができました。

スポット2
【十条銀座商店街】
(i)食工房しゅうさく

十条銀座商店街

大吉飯店でのランチを終えて、他のお店や面白そうなものを見つけるために十条銀座商店街に行きました。十条銀座では、いくつかの人気の揚げ物や生鮮野菜を買いました。大方1時間ほど商店街で過ごして、買い物と揚げ物を楽しみました。そのあと、そばにある「食工房しゅうさく」さんを訪れました。お店は見つけやすい場所にあります。十条銀座商店街を歩くとその側道から出たところにあります。しゅうさくさんは多種多様な人気の和食メニューをそろえています。

Shoku Koubou Shyuusaku
(食工房しゆうさく)

私たちは大吉飯店でランチをしてしまっていたのでこの店であまり長くいませんでした。しかしここで私はたくさんの食材、お料理の価格や写真を見ることができました。しゅうさくさんは伝統的な和食レストランで、特に鶏肉のバラエティがメインになっています。価格も手ごろです。

(ii) むさしや菓子店
むさしや菓子店は、十条銀座商店街の中にあり、アクセスも簡単で、和菓子やおかきが並べられています。このお店は日本らしいお土産を買えるところでも有名です。ここで20以上もの多種多様な和菓子とおかきを見つけました。ここでの楽しみは、店の中でお皿に和菓子やおかきを盛ってもらって試食できることです。 ここは和菓子とおかきをほしい人にとってベストなお店です。私のおススメです。

有限会社むさしや菓子店

スポット3
【十条仲通り】 (i) 蒲田屋

十条仲通りと蒲田屋

むさしやお菓子店の後は、十条仲通りに来ました。ここは十条銀座商店街から左に入った道にあります。十条銀座とつながっていますが、十条仲通りは雰囲気ががらっと変わります。私はこの仲通りの雰囲気を実に楽しみました。なぜならここはとても静かで落ち着いており、きれいな街灯があり、またアジア料理に出会えるからです。仲通りの真ん中あたりに蒲田屋はあります。蒲田屋は仲通りでとても有名なおにぎりのお店です。「おにぎり」は日本ではおなじみの食べ物で、おやつとしても定番で、ご飯にいろいろなおかずを添えて、海苔を付けます。私はこの店で、たくさんの外国人や日本のお客さんがおにぎりを買っているのを目にしました。蒲田屋さんではバラエティに富んだおにぎりが並び、ここのおにぎりでうれしいことは、その大きさと手ごろな価格です。

スポット4

十条仲通りを過ぎると、善光寺が右手に見えてきます。蒲田屋さんから5~7分ほどで善光寺に着きました。善光寺は敷地や建物からこぢんまりとしていますが、何人かの人たちがお寺を訪れています。善光寺は、日本の寺社建築や文化に触れたい人々にとっては、十条エリアの一つのランドマークになるかと思います。お寺の周りは少し趣が変わってくるので、訪問者にとってこのお寺をすぐに見つけることができ、周りも静かで平和です。私はお寺の中には入りませんでしたが、お寺の周りを10分ほど歩いて観察し、次の場所へ向かいました。

スポット5

私は十条銀座商店街にはしばしば訪れるのですが、そこから富士見銀座通りが分かれていることは気づきませんでした。善光寺を過ぎて、富士見銀座通りに着きました。ここはかなり古くからある商店街に見えて、十条銀座よりは人が少なかったです。富士見銀座にあるアンティークのお店やリサイクルショップなどバラエティに富んだ種類のお店があります。この通りはすぐに分かるほど目立っており、落ち着いて散歩したり、アンティークなものに出会える場所です。

富士見銀座商店街

私は十条銀座商店街にはしばしば訪れるのですが、そこから富士見銀座通りが分かれていることは気づきませんでした。善光寺を過ぎて、富士見銀座通りに着きました。ここはかなり古くからある商店街に見えて、十条銀座よりは人が少なかったです。富士見銀座にあるアンティークのお店やリサイクルショップなどバラエティに富んだ種類のお店があります。この通りはすぐに分かるほど目立っており、落ち着いて散歩したり、アンティークなものに出会える場所です。