職場で始める!感染症対応力向上プロジェクト

インフルエンザ、ノロウイルス、風しんなど、感染症の脅威は職場の大きなリスクの一つです。
感染症対策を怠ると、職場に感染症がまん延し、多くの欠勤者が発生して業務が回らなくなり、顧客からの信頼まで失いかねません。
平成30年7月から都内で風しん患者が増加しており、企業等での集団発生事例も確認されています。感染拡大や妊婦への感染を防止するため、予防や発生時の適切な対応が求められます。
「感染症対応力向上プロジェクト」は、東京都が、東京商工会議所及び東京都医師会と連携し、企業の感染症対策を支援する取組です。



現在、当プロジェクトの事業説明会を開催中です。

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感染症対応力向上プロジェクトのメリット

  • 各コースに取り組むだけで、企業に必要な感染症対策が実施できます。
  • 申込企業、基準達成企業は、企業名を東京都のホームページでPRできます。
  • 「感染症予防対策」は、健康経営優良法人認定制度の評価項目の一つです。
  • 風しん対策は、従業員への安全配慮義務や社会的責任を果たすことにもなります。

感染症対応力向上プロジェクトの特徴


①東京商工会議所、東京都医師会、東京都が連携して支援

東京商工会議所、東京都医師会、東京都の三者が連携して推進する体制を構築し、それぞれの強みを生かしながら、参加企業をアシストします。

東京都連携

②やるべきことが明確な「コース」設定

必要な知識の習得や風しん予防対策など、実践すべき取組を3つのコースで設定。
企業の実情に応じたコースを選択して、すぐに取組ことができます。

コースⅠ 感染症理解のための従業者研修
コースⅡ 感染症BCP(業務継続計画)の作成
コースⅢ 風しん予防対策の推進


③ツール提供などにより参加企業をサポート

各コースとも、支援ツールの提供などにより企業の取組をサポートします。
参加した企業を、東京都のホームページで公表し、取組をPRします。


対象

東京都内に所在する「会社」、「会社以外の法人」、「事業所(本社、営業所、支店等)」、「個人事業主」部署単位での申込も可能です。部署単位での申込は、1事業所につき、1部署限りとなります。


実施期間

いつでもお申し込みいただけます。


都のホームページに企業名等を掲載

参加申込をした企業を「協力企業」、コースの基準を達成した企業を「達成企業」として都において公表し、取組をPRします。
※ご希望により公表しないことも可能です
※「協力企業」のホームページ掲載期間は6ヶ月間となります
※コースⅢは到達段階(風しん抗体保有者が従業員の7割・8割)に応じて企業名・事業所名を掲載します

各コースの内容

企業の実情に応じて、以下の3つのコースから選択できます。
コースは同時に複数選択しても構いません。


コースⅠ「感染症理解のための従業者研修」


course1

従業員が取り組みやすい設問形式のドリルとなっています。
問題を解いて、解説を読むことでそれぞれの感染症の症状、予防方法、罹患時の対処方法などを体系的に理解できるよう設問を配置しています。
設問は全部で50問あり、必須項目20問・選択項目30問で構成されています。
各事業所での従業員研修は、紙媒体の教材配布や電子媒体での教材配布のほか、eラーニングによる受講が可能です。eラーニングのシステムは、感染症対応力向上プロジェクト運営事務局が無償で提供しております。
コースⅠの達成基準の対象問題は、必須項目の20問です。所要時間は、20問30分です。(50問全部で80分程度の設問です)
選択項目は、職場の特性等に応じて必要性や関心が高い項目を受講してください。

構成

コースⅡ「感染症BCP(業務継続計画)の作成」


course2

日常的に起こり得る感染症を対象に、ひな形に沿って「感染症BCP」を作成します。
記載例を掲載した「感染症BCP作成ガイド」が付属していますので、初めての方でもガイドの流れに沿ってBCP作成が可能です。


【ひな形の構成】
○ 第1章 基本方針
・感染症BCP策定の目的や目標を設定します。
○ 第2章 基本事項の整理
・感染症対応を組織として行うにあたって前提となる事項について、整理します。
○ 第3章 普段の取組
・普段(感染症未発生期)から行う取組です。
・感染症発生予防や、発生時に適切な対応を可能とするための基本となる部分です。
○ 第4章 感染症発生時における対応
・感染症が発生した際に、普段の取組に加えてどう対応するかを定めるものです。
○ 第5章 BCPの検証
・BCPの見直しのルールを定めるものです。

・BCP作成は難しそう、知識が無くて作成できないとお考えの方へ

コースⅡへお申込みの企業を対象に、感染症BCP作成オリエンテーションを月に1回無料で開催しています。



コースⅢ「風しん予防対策の推進」


course3

「集団免疫」とは、集団の構成員の一定数が免疫を獲得すると、集団の中に感染患者が出ても流行が阻止され、感染症のまん延を防ぐことができるというものです。風しんの場合、抗体保有率(=集団免疫率)が9割以上であれば、集団内での感染拡大を抑止できると言われています。
コースⅢでは、教材のアンケートを用いて、従業員の風しん抗体の有無を調査し、風しん抗体の有無が不明瞭な従業員への抗体検査の受診、風しんの免疫を持っていない従業員に対しての予防接種の受診を促進し、職場内の抗体保有率9割を目指します。

・コースⅢ「風しん予防対策の推進」の流れ

STEP1 教材「風しん対策コース実施アンケート」を実施
STEP2 アンケートの実施結果を、教材「従業員名簿兼報告書」に転記
STEP3 免疫を持っているか不明な従業員に抗体検査を促す
STEP4 免疫を持っていない従業員に予防接種を促す


風しん予防対策が大切な理由


風しん予防対策

・ 妊婦が風しんに感染すると、高い確率で赤ちゃんに先天性の心疾患、難聴、白内障等の障がいを引き起こす可能性があります。その確率は、妊娠1ヶ月で50%以上、2ヶ月で35%、3ヶ月で18%、4ヶ月で8%程度、と言われています
・ 平成30年7月から都内で風しん患者が増加し、企業等での集団発生事例も確認されています。感染拡大や妊婦への感染を防止するため、予防や発症時の適切な対応が求められます。
・ 1962年4月2日~1979年4月1日生まれの男性は、風しんの予防接種を受けていません。
 男性従業員から女性従業員への感染するリスクもあり、職場全体での風しん予防対策が重要です。
・ 職場の9割の従業員が風しんの抗体を持っていれば、その職場では風しんのまん延を防ぐことができます

申し込みから達成までの流れ

申込書を記入して事務局に提出いただくだけで、いつでも開始することができます。
ご不明点がございましたら、遠慮なく事務局にお問い合わせください。

STEP1 申し込み
以下のお申し込みボタンより申込書を印刷いただき、必要情報を記入して、FAX(03-3211-8278)またはメール(kenko1@tokyo-cci.or.jp)、郵送にてお送りください。

STEP2 教材等送付
  • 事務局から、教材等を提供いたします。
  • 「協力企業」として東京都のホームページで公表します。
    ※「協力企業」のホームページ掲載期間は6 か月間となります。
STEP3 実施
  • 教材等を利用して、実施していただきます。
  • 質問などございましたら、事務局にお問い合わせください。
STEP4 完了報告
  • 基準を達成されましたら、教材等に同封されている報告書に記入して、事務局まで提出をお願いいたします。
STEP5 達成
  • 基準達成を確認できたら、達成確認書を郵送いたします。
  • 「達成企業」として東京都のホームページで公表します。

健康経営における感染症対策


健康経営における感染症対策

健康経営とは、従業員等の健康管理や健康増進の取り組みを「投資」と捉え、経営的な視点で考えて、戦略的に実行する新たな経営手法です。
健康経営を実践することで、従業員の活力向上や生産性の向上など組織の活性化をもたらすだけでなく、「健康経営優良企業認定」を受けた中小企業に対して、融資金利の優遇などのインセンティブを付与する金融機関も増えております。
また、経済産業省が定める「健康経営優良法人認定制度」では、「感染症予防対策」が評価項目の一つとなっており、企業経営において従業員に対する感染症対策が重要な位置づけとなっています。
東京商工会議所では、中小企業が健康経営に取り組むために、健康経営の専門家を企業に無料で派遣して実践的な支援を行う専門家派遣制度を用意しております。


問い合わせ先・申し込み先


事務局:東京商工会議所 サービス・交流部
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-2 丸の内二重橋ビル

電話:03-3283-7670 FAX:03-3211-8278
メールアドレス:shokuiki@tokyo-cci.or.jp


健康経営アドバイザー派遣


健康経営アドバイザー派遣

感染症対応も含めた健康経営の取り組みを支援いたします。
健康経営アドバイザー派遣について、より詳しく知りたい方は以下のページをご確認ください。

健康経営アドバイザー派遣


参考

・都内感染症流行状況について
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/
・海外旅行者・帰国者のための感染症予防ガイド
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kansen/yoboguide.html
・医療機関受診のための多言語ガイドブック
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kansen/tagengoguide.html