(6) Remarks(備考)
①原則として空欄となります。
※記載内容については、日本の輸出者と直接の売買契約者間の契約に関連するものに限定されます。
当所が責任を負えない、海外の輸入者(売買契約者)とその転売先とのL/C番号、契約番号等は記載できません。
※記載内容はすべて、典拠インボイスの取り引きに係る付帯情報として記載いただけるものです。
原産地証明書は貨物の原産国を証明する書類であり、輸出商品の製造業者までを証明するものではありません。
輸出商品や製造業者等が複数にわたる場合であっても、各々の商品と当該製造業者等を結びつける(関連付ける)記載はできません。
※原産地証明と結び付ける(関連付ける)ことができる唯一の書類は典拠インボイスです。
インボイス以外の書類やその番号等と、証明書記載の各商品を結びつける(関連付ける)記載はできません。
プロフォーマ・インボイスなど他の書類は商工会議所が発行したものではないため、これらに基づく標記 (as per proforma invoice No.~、Details as per attached contract~ など)は記載できません。
そうした記載が必要な場合は、原産地証明とは別途、輸出者自身が発行するコマーシャルインボイス等のインボイス証明や、私製原産地証明や宣誓文書に対するサイン証明をご申請の上、ご対応ください。
【記載できる内容】
|
②原産地証明書は売買当事者間の書類でないことから、次のような代名詞を含む表現は記載できません。
L/C上の記載 | Remarks欄記載例 | |
---|---|---|
number of this credit (L/C) | → | L/C Number |
our order number | → | Order Number |
your reference number | → | Reference Number |
③宣誓文(We certify~)を記載することはできません。領事査証取得のための宣誓文を記載するときは7欄に記載してください。
④貿易条件を記載する場合、「FOB Yokohama, Japan」や「CIF Shanghai, China」のように港名、国名まで入れたうえで本欄に記載してください。7欄には記載できません。また、原産地証明書には金額の記載はできません。
⑤本欄への記載は必要最低限にとどめ、欄内におさまる範囲で記載するようご協力をお願いします。欄内に記載しきれない場合は記載事項の最後に「*(アスタリスク)」を付し、7欄「Description of goods(商品名等の欄)」にも同様に「*」を付し、その後に続きを記載してください。