歴代の受賞企業紹介

特別賞:北星鉛筆株式会社|第13回選考結果

代表取締役社長
杉谷 和俊
所在地
東京都葛飾区四つ木 (本社 中央区)
資本金
6,000万円
従業員数
22 名(パート・アルバイト除く)
創業
1951年(昭和26年)
事業の概要
鉛筆製造及び製造時に排出される廃棄物「おが屑」の再商品化事業

授賞理由

  • 鉛筆製造時に排出される約40%の「おが屑」の再利用により、木の粘土、木の絵の具、着火用薪などの製品開発に成功。子供から大人まで楽しめる製品として商品化し、「循環型鉛筆産業システム」を構築したこと。
  • 平成元年の工場建て替えを機に、子供向けの工場見学をスタート。平成22年には、「東京ペンシルラボ」という子供向けの学習施設を開設し、子供の教育面に貢献していること。

企業紹介

 葛飾区の京成電鉄押上線四つ木駅近くに一見して鉛筆関係の会社だろうと分かる建物。その建物が、創業64年の老舗鉛筆メーカーの同社工場である。
 「鉛筆は、我が身を削って人のためになり、真ん中に芯の通った人間形成に役立つ立派な職業だから、利益にとらわれないで、鉛筆のある限り、家業として続けるように」という創業者である祖父の教えである「鉛筆の精神」を受け継ぎ日々奮闘する4代目社長に大きな転機が訪れたのは事業承継してから6年目のことであった。

 同社の歴史は、屯田兵として北海道開拓時代に木の豊富さに目を付け杉谷木材を開業したことに始まり、鉛筆用の鉛板を製造し内地での販売としては第一号企業であった。

 元々、東京を中心に全国200 社以上あった同業者もパソコンの普及などに押され現在では都内で32社にまで減少。そうした中で、鉛筆製造の存在価値を推進する中から「循環型鉛筆産業システムの構築」事業化に成功する。

 鉛筆製造時に排出される「おが屑」は過去において銭湯、工場燃料として利用されていたが、利用減少、環境問題などから新たな「おが屑」再利用の研究をされ木の粘土、木の絵の具、着火用薪等の再商品化の道筋を付ける。

 また平成26 年に工場見学と鉛筆学習施設を併設する「東京ペンシルラボ」をオープンし、子供から大人まで楽しみ学べる教育面、観光面で業界の新しい存在価値確立に貢献。昨年は、年間1万人を超える見学者を集め鉛筆製造の木工工程、「おが屑」の再商品化工程を伝えている。

 さらに循環型商品以外でも子供主体の鉛筆ユーザーを大人へ拡げるべく「大人の鉛筆」を市場投入してヒットさせるほか、大人になっ
てからでも正しい筆記具の持ち方を練習したい人や、筆記具の正しい持ち方を子供に教えたい人に向けた親子で学ぶことのできる「大人のもちかた先生。」など独自商品を開発している。

 代表の夢は、「おが屑」を原料にした火力発電であり、平和で住み良い地球環境を次世代に繋いでいくという更なる挑戦に終わりはない。

         
葛飾区四つ木の工場葛飾区四つ木の工場                循環型商品もくねんさん

         
大人の鉛筆                                                      工場見学風景

喜びの声

 今回の勇気ある経営大賞に応募したのは、先祖・先代から受け継いだ開拓精神を基に、現在の役員と従業員がチャレンジした「循環型鉛筆産業システム」の成功を会社の節目と考えたからです。大賞には届きませんでしたが、特別賞を頂くことが出来大変うれしく感じています。

(北星鉛筆株式会社/杉谷 和俊 社長)

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