江東区 木材総目録
6/116

木の魅力木の魅力木は光合成により二酸化炭素を吸収し幹に貯え、空気中に酸素を放出します。そして木の家になってからも、二酸化炭素を吸収し続けます。また化石燃料とちがい、木は再生可能。植えればまた生えてきます。さらに、鋼材のように生産・加工時に膨大な消費エネルギーを使う必要もありません。つまり、木を育て、使うことは地球にとてもやさしいことなのです。間伐と呼ばれる間引きを行った木は、幹の太い健全な木に成長します。その結果、地面にしっかりと根を張り、自然災害に強い森林を作ります。逆に間伐を行わない森林や、木のない裸地では、大量の降雨により土砂崩壊などの山地災害が起きやすくなってしまいます。木は私たちの暮らしの安全を守る大切な機能をもっているのです。木は家屋や木製品の材料になるほか、木が生い茂る森林においてはきのこや山菜など豊富な山の幸を生み出します。また、雨水が地中に浸透する過程でろ過され、岩石の間を通ることによりミネラル分を含み、良質でおいしい水を私たちにもたらしてくれます。さらに、鳥や昆虫など多くの野生動物が生育する上で大切な環境を提供しています。木は地球を救う。木には自然災害を防ぐ力がある。木はさまざまな産物を生み出す。木と環境木と環境木は地球にやさしい。間伐することで木は枝葉を広げることができるため強い森林が生まれます。木は大気中のCO2から炭素(C)を取り込み、酸素(O2)を放出します。O2CO2放出C吸収5

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です