貿易登録の種類・手続き方法
「申請者」「代行業者」とは
東京商工会議所にて、貿易関係証明を申請するすべての事業者は、「申請者登録」または「代行業者登録」、またはその両方の登録をしていただく必要があります。この手続きは東京商工会議所の会員・非会員を問わず、すべての申請者・代行業者に必要です。
会員・非会員を問わず、各種貿易証明の申請には
事前に下記のいずれか、または両方が必要です。
申請者登録
代行業者登録
申請者 | 原産地証明書をはじめとする貿易関係証明を、申請当事者として申請する法人(団体)・個人事業主。 |
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代行業者 | 申請者から委託を受けて申請業務を代行する事業者。 営利を目的として、継続して反復的に申請業務を代行する意思を持つ者、海貨業者等(乙仲、Forwarding Agent)がこれに該当する。単にデリバリーのみを行うバイク便等については、該当しない。 |
貿易登録の申請方法
貿易登録のための誓約・届出には、当所貿易登録窓口での手続きが必要です。
貿易登録・更新受付時間:9:30~11:30、13:00~16:30
ご用意いただく書類の詳細や登録用紙の記載方法は、後述の「貿易登録に必要な書類を揃える」をご確認ください。書類に不備がなければ、約20分程度で登録が完了します。(登録完了までの所要時間は混雑状況にもよりますので、あらかじめご了承ください。)
貿易登録の手数料
東京商工会議所の会員は、新規での貿易登録料および2年ごとの更新時の費用は無料です。
非会員の場合は、貿易登録手数料¥33,000(消費税10%込)を当センター内の券売機でクーポン券をお求めのうえお支払いください。
会員のメリット
東京商工会議所にご加入いただくと、貿易登録手数料や証明手数料が優遇されます。
東京商工会議所への加入には、加入金および年会費(資本金による)が発生する他、加入条件がありますが、年間の貿易関係証明書の発給件数によっては、経費を節減できる場合があります。詳しくは入会のご案内をご覧ください。
貿易登録の有効期限・更新手続き
貿易登録の有効期限は、登録・更新の日から2年間です。有効期限は「貿易証明登録証」に記載してあります。(例えば、2014年4月1日に登録・更新手続きが完了した場合には、2016年3月31日まで有効となります。)
有効期限の更新時には、新規と同様に必要書類をご準備いただく必要があります。ご登録いただいている署名は更新時に自動的に引き継がれません。ご使用になる全ての署名を新たにご登録いただく必要があります。
貿易登録の有効期限が切れていると、貿易関係証明の申請はできませんのでご注意ください。再度貿易登録の手続きをしていただき、不備なく完了すれば、貿易関係証明の申請・発給を受けることができます。
貿易登録の更新は、有効期限月の前月1日からお手続きが可能です。
(例:有効期限が2020年5月21日の場合、2020年4月1日から更新手続きが可能となります。4月1日が祝日の場合、4月2日から更新手続きが可能となります。)
※電子対応貿易登録の場合は、有効期限の30日前より更新手続きが可能です。
貿易証明登録証の交付
新規登録または更新手続きの完了後、「貿易証明登録番号」が記載された「貿易証明登録証」を交付いたします。
貿易登録情報の照会について
貿易登録情報をはじめとする企業情報等については、企業情報ならびに個人情報の保護の観点から厳格、適切な管理をしております。そのため、貿易登録番号や登録サインなどの情報を電話やメールでお知らせすることはできません。証明センター窓口にて本人確認を行ったうえで、登録事業者の方にのみ自社の登録内容を開示しています。代行業者であっても申請者である登録事業者の情報を伝えることはできません。
貿易登録情報の照会は以下①、②の両方をお持ちのうえ、証明センター窓口にお越しください。
①登録事業者に所属していることが
分かるもの(社員証または名刺2枚以上)
②本人確認ができるもの
(運転免許証など顔写真がついているもの)