妙正寺川（みょうしょうじがわ）と神田川が合流する所（落ち合う所）、ということから名付けられた落合は、縄文・弥生時代の居住跡が発見された場所です。目白文化村と呼ばれ､多くの芸術家や文化人が住んだところでもあり、中井駅の近くには、作家の林芙美子が亡くなるまで住んでいた住居が記念館として公開されています。
また、妙正寺川沿いの桜、4月末から5月上旬には薬王院（やくおういん）の牡丹が見ごろですし、かつて将軍家の狩猟地で、立ち入り禁止地区だったおとめ山公園には、都内でも有数の湧き水があり、7月には湧き水を使った人工の蛍を鑑賞することができます。