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　　　　　　　　　　─健康経営の最新情報が満載！─
　　　　　　東商　健康経営倶楽部マガジン 　≪2017.02.14 vol.3≫
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≪目次≫--------------------------------------------------------------
■東商からのお知らせ
　１．企業の健康経営実践をお手伝いする事業をご紹介します！


■健康経営に関する情報　≪全て無料でご参加頂けます≫
　２．健康企業宣言導入セミナー「会社の元気は従業員の健康から！」のご案内
　　　　　　　　　　　　　（千葉市・協会けんぽ千葉支部・千葉商工会議所）
　　　
　３．「これから始める　仕事と治療の両立支援」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（東京都社会保険労務士会）

■健康経営　実践コラム
　４．自社で実践！健康経営体験談
　　　　　　　　　健康経営アドバイザー・特定社会保険労務士：稲田　耕平

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■東商からのお知らせ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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１．企業の健康経営実践をお手伝いする事業をご紹介します！
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東京商工会議所では、企業の健康経営実践をお手伝いする各種事業を実施して
おります。現在、下記３つの事業にご参加いただく企業を募集しております。


①『職場で始める！感染症対応力向上プロジェクト』

インフルエンザ、ノロウイルス、風しん、・・感染症の脅威は職場にも大きな
影響を及ぼします。感染症理解のためのe-learning他、3つのコースをご用意し
ております。職場一丸となって感染症対応力を強化しましょう！

詳細はこちら
⇒http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kansen/project/project-start.html

②健康経営アドバイザー制度

健康経営に取り組みたい企業に対し、東京商工会議所が社会保険労務士・
中小企業診断士・保健師等の専門家を派遣し、健康経営診断、事業計画立案、
体制整備、健康づくり施策等の実践支援を行います。

健康経営倶楽部ＨＰ内「健康経営アドバイザー制度とは」ご参照
⇒http://www.tokyo-cci.or.jp/kenkokeiei-club/#anc10

企業担当の皆様、奮ってお申込みください！
*いずれも原則東京都内の企業様が対象となります。


■健康経営に関する情報■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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２．【無料でご参加いただけます】
　　「会社の元気は従業員の健康から！」健康経営推進セミナーのご案内
　　　　　　　　　（主催：千葉市・協会けんぽ千葉支部・千葉商工会議所）
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経済産業省ヘルスケア産業課による基調講演を始め、健康経営の、事例や
パネルディスカッションを通して、「健康経営」の取り組みについての
講演会を開催いたします。
企業の成長や職場の健康管理づくりの関係者の皆さま、ぜひご参加ください。
ご来場者限定で、血管年齢測定も実施します！


◆日　時：2017年2月23日（木）13時30分～16時30分

◆場　所：千葉市文化センター　３階アートホール
　　　　　千葉県千葉市中央区中央2-5-1　ツインビル２号館
　　　　　　
◆定　員：300 名（要申込み・先着順）

◆内　容：■基調講演
　　　　　　　　　　　　　経済産業省　商務情報政策局　ヘルスケア産業課

　　　　　■協会けんぽ取組紹介
　　　　　　　　　　全国健康保険協会　千葉支部　支部長　鶴岡　茂樹　氏

　　　　　■健康経営取組み事例紹介
　　　　　　　　　　　　　　　㈱リンケージ　代表取締役　木村　大地　氏　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　■パネルディスカッション
　　　　　　・経済産業省
　　　　　　・東京商工会議所
　　　　　　・千葉市　保健福祉局
　　　　　　・協会けんぽ　千葉支部
　　　　　　・協会けんぽ　加入事業所
　　　　　　・NTTデータ経営研究所
　　　　　　・(株)リンケージ　木村社長（コーディネーター）

◆問合せ先
千葉商工会議所　会員事業課　TEL：043-227-4101

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３．【無料でご参加いただけます】
　　「これから始める　仕事と治療の両立支援」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（東京都社会保険労務士会）
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　がんの罹患者数は増加しており、今や年間100万人以上となっています。この
うち約3分の1が20歳から65歳未満の「働き世代」です。
　本セミナーでは、がん患者の就労の現実や、がんと闘う社員をサポートし、
雇用の継続を実践している中小企業の事例を紹介するとともに、さらに社会保険
労務士の立場から両立支援のポイントを解説します。
　事業主、人事・総務担当者など、関心のある方々は、是非ご参加ください。

◆日　時：平成29年2月22日（水）13時30分 ～ 16時30分（受付開始：13時00分）

◆場　所：東京都社会保険労務士会館　研修室

◆定　員：150名（定員になり次第締め切らせていただきます）

◆内　容：第１部「がん患者就労追跡調査から見えてきた企業の現状・問題点」
　　　 　　　　　　東京女子医科大学　医学部衛生学公衆衛生学第二講座
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　助教　遠藤　源樹　氏

　　　　　第２部：がん経験者・経営者から見た就労継続の事例紹介
　　　 　　　　　　　　㈱フォルテシモ　代表取締役社長　高垣　諭　　氏
　　　 　　　　　　　　㈱櫻井謙二商店　代表取締役社長　櫻井　公恵　氏　

　　　　　第３部：「治療と仕事の両立支援 実現のためのポイント」
　　　 　　　　　　　　　　　　　　特定社会保険労務士　染谷　由美　氏

◆参加費：無料

◆詳細・お申込はこちらから（東京都社会保険労務士会ＨＰ）
　　　　　　http://www.tokyosr.jp/topics/2016-topics/24000/

◆問合せ先
　　　　　　東京都社会保険労務士会　事務局　03-5289-0751



■健康経営　実践コラム■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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４．自社で実践！健康経営体験談

　　　　　　　　　健康経営アドバイザー・特定社会保険労務士：稲田　耕平
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我が国では、人口構成の変化による少子高齢化及び生産年齢人口の減少に伴う
労働力不足への対応が急務となっており、その解決策の切り札として、企業に
おける「健康経営」の取組が注目されています。


本コラムでは、社会保険労務士として、そして小規模事業者の一人として、
私の事務所で実践した「健康経営」の取組みの体験談をお伝えします。


手前みそとなり大変恐縮ですが、最後までお読みいただければ幸いです。


　　　　　　　　　　　　　　　………


スタートは健康企業宣言（協会けんぽ東京支部）です。

「健康経営を行うための職場の健康づくり、環境整備」ができているかを
チェックできる、健康企業宣言【銀の認定】のチェックシートで、事務所の
状態を確認したところ・・・

１００点満点中、まさかの「５８点」。

経営資源である「人」のエキスパートとしてはお恥ずかしい限りです。


ですが、ポジティブ思考でとらえれば、
あと「２２点」を獲得すれば「銀の認定」を取得できます。

すぐに気持ちを切り換えました。

　　　　　　　　　　　　　　　………


さて、チェックシートで現状と課題の確認ができましたので、
いよいよ健康経営に取り組むぞ！と社内外に発信するため『健康企業宣言』
に申込みを行います。

これは１週間ほどで「宣言の証」が交付されました。

この宣言を皮切りに、職員の健康保持増進・活力向上・創造性向上に繋がること
を願いつつ、半年間を掛けて「健康経営」を実践することとしました。


とは言っても私の事務所は小規模事業者・・・・
そう多くのコストをかけることはできません。

「健康経営アドバイザー（初級）研修テキスト」や、
「健康経営ハンドブック２０１６」を参考に、コストをかけずに取り組めること
を探しました。


　　　　　　　　　　　　　　　………


　まず最初は、ミーティングルームに「宣言の証」を掲示しました。
　そして、事務所に『健康経営実践コーナー』と題したコーナーを設置しました。

　これは体重計・血圧計・肩たたきや足ツボ押しグッズ、そして協会けんぽ配布
パンフレットを設置したり、健康情報を掲示したコーナーです。

　このコーナーを通して、事務所の職員やお客様に、気軽に「ヘルスリテラシー
の向上」に取り組んでもらうよう努めました。


　　　　　　　　　　　　　　　………


　すでに事務所にあるものに、一工夫加えることも健康経営の実践に効果的です。

　まず、冷蔵庫の飲料を「水・緑茶・トクホ飲料・無糖コーヒー」としました。

　次に、感染症予防のため、以前から設置していた「アルコール消毒液」につい
ては、より周知するために「事務所に戻ったらワンプッシュ」と呼びかけポスター
を掲示しました。

　　　　　　　　　　　　　　　………


　一番のヒット作はホワイトボードを活用した「本日の健康状態自己申告表」
です。


　これは所長及び職員に、業務開始前と業務終了後に「好調は◎・普通は〇・
不調は△」と自己申告してもらい、各々の体調を認識してもらうためのもので、
お互いにフォローできることはないか、「大丈夫か」と一声をかけるなど、
コミュニケーションの促進に役立ちました。


　また、人事労務管理上の施策として、業務日報を見直し「業務の見える化」を
図り、業務の進捗上状況と各々の一日のふりかえりを共有化させ、業務の効率化
に努めました。

　その他、メールにて【回覧・健康経営情報】と称して、健康づくりに関する
さまざまな取組みをこまめに周知することとしました。

　周知する内容は、花粉症の防止、二次健康診断の受診勧奨、メンタルヘルス対応
に役立つＨＰ「こころの耳（厚生労働省）」の活用促進、有給休暇取得のよびかけ
など、多岐にわたりました。


　　　　　　　　　　　　　　　………


　現在は、厚生労働省の「働き方・休み方改善ポータルサイト」や内閣府の
『ワークライフバランスの実現に向けた「３つの心構え」と「１０の実践」』
を参考に、働き方改革に取り組んでいます。


　ついつい、すぐに「業績向上を目指したい！」という気持ちになるものですが、
『健康経営の施策は、長期的にみて、絶対に有意義なものになる』と信じ、
健康経営の普及推進に邁進していく所存です。


　結びになりますが、こんな簡単なことからできる「健康経営」、ぜひ始めては
いかがでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　特定社会保険労務士　稲田耕平


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