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eco検定公式テキストを電子教材として提供開始

~大学生協と連携し、学生の環境学習を後押し~

2017年1月26日
東京商工会議所
検定事業部検定センター

東京商工会議所(三村明夫会頭)は1月30日、学生の環境学習を後押しすることなどを目的に、「eco検定」(正式名称:環境社会検定試験/田畑日出男 環境社会検定委員会委員長)の公式テキストを電子書籍化し、大学などの講座向けの教材として提供を開始します。

東京商工会議所が企画する検定試験関連書籍の電子化は初の試みです。

当所は、全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)と連携し、同連合会が運営する電子書籍販売サイト「VarsityWave eBooks」に「eco検定公式テキスト<改訂6版>」を提供します。

同サイトで購入した書籍の閲覧専用アプリ「専門書学習ビューア」は、教員・学生間で学習進度などのデータ共有ができるなど、大学の講義向けに開発されており、電子版eco検定公式テキストの提供を通じて、学生に変化する環境問題への理解促進を図ります。 

eco検定は、第21回試験(昨年12月試験)をもって、第1回試験からの受験者数の累計が、411,234名(合格者数240,818名)と、40万人を突破しました。eco検定受験者の約80%がビジネスパーソンであるため、本電子教材を通じて学生など新しい層への意識が浸透し、「持続可能な社会」への取組みが広がっていくことを期待しています。

電子書籍「eco検定 改訂6版公式テキスト」概要

◇タイトル: 改訂6版 環境社会検定試験(eco検定)公式テキスト
◇出版社 : 株式会社日本能率協会マネジメントセンター
◇定 価 : 本体2,600円+税       ◇発行日 : 2017年1月30日   
◇編著者 : 東京商工会議所          ◇ページ数: 288ページ
◇販 売 : 全国大学生活協同組合連合会大学生協のネットワークを活用した電子書籍販売サイトVarsityWave eBooks
       にて1月30日に販売します。
(紙書籍は全国の書店のほか、当所や日本能率協会マネジメントセンター等のウェブサイトにてお買い求めいただけます。)
◇内 容: 第 1 章 持続可能な社会に向けて
第 2 章 地球を知る
第 3 章 環境問題を知る
第 4 章 持続可能な社会に向けたアプローチ
第 5 章 各主体の役割・活動
第 6 章 エコピープルへのメッセージ
     カラー資料

eco検定(正式名称:環境社会検定試験)概要

環境と経済を両立させた「持続可能な社会」の推進に向けて、環境に関する幅広い知識を身に付けた人材を育成するために東京商工会議所が企画し、全国の商工会議所と共催で実施している検定試験。
◇試験日: 7月と12月の年2回実施。2017年は、第22回試験(7月23日(日))、第23回試験(12月17日(日))を予定。
◇試験会場:47都道府県・約240ヶ所       ◇受験料: 5,400円(税込)
◇創設:2006年(これまでに21回の試験を実施)
◇eco検定受験者数(累計):411,234名(うち合格者数240,818名)

 

 

eco検定 これまでの取組みのご紹介

◆エコピープル
検定合格者を「エコピープル」と呼称し、当所では合格者の環境保全に向けた連携や取組み、情報発信
を継続的に促進・支援しています。2006年の第1回の試験開始から、24万人を超えるエコピープルが
誕生しました。

◆eco合格者数ランキングの掲載(ホームページコンテンツ)
直近3年間のeco検定合格者数を、eco検定ホームページにて、企業毎にランキング形式で掲載しています。eco検定の受験を推進することは、環境問題に意識を持って企業活動を展開していることのPRとなるため、当検定を活用する企業が増えています。こうした取り組みを促進するため、当所では合格者数の多い企業を見える化しています。

◆eco検SEEKERの紹介
eco検定に複数回合格している方を、eco検定ホームページにて紹介しています。環境問題は常に変化を続けており、的確に対応するためには、「最新の環境事情に合わせた知識」を習得する必要があります。本制度は、環境社会検定を活用して最新の知識を更新したエコピープル(=eco検定合格者)に“eco検SEEKER“の称号を授与し、称える仕組みです。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
検定事業部検定センター
担当 青戸・井野口
TEL 03-3283-7430