両国の揺るぎない関係構築に貢献を

　日本ニュージーランド経済委員会（委員長＝進藤清貴・王子ホールディングス会長）は11月23～25日、第43回日本ニュージーランド経済人会議をニュージーランド・ウェリントン市で開催し、両国から総勢140人が参加しました。
　全体会議では、Wellington Regional Economic Development Agencyのクリス・ウィーランCEOによる基調講演のほか、ＴＰＰ、環境・エネルギー、大規模イベントと観光、テクノロジー・イノベーション・クリエイティヴ産業など多岐にわたるテーマについて、両国のスピーカーから発表があり、活発な議論が行われました。
　また、産業視察では、テレビ番組や映画で使用するセット制作などを行う「Weta Workshop」とスーパーラグビーチーム「The Hurricanes」のトレーニング施設を見学しました。参加者は、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップに先立ち、日本と連携してラグビーを売り込むグローバル戦略について説明を受けました。
　閉会挨拶で進藤委員長は「今回の会議を通じて、両国が基本的な価値観を共有するパートナーであり、貿易・投資関係はもとより、安全保障、環境、スポーツや文化など幅広い分野で強固な関係を築いていることが再確認できた」と述べ、「両国経済委員会の活動が、将来の両国の揺るぎない関係の構築に貢献できるようにしていきたい」と抱負を語り会議を締めくくりました。
　

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