ものづくり推進委員会（委員長＝釡和明副会頭・ＩＨＩ相談役）は8月31日、墨田支部との懇談会を開催しました。
同懇談会は、本支部間でものづくりに関する情報共感や、連携強化を目的に開催しているものです。

　釡委員長は冒頭あいさつで、「墨田区は多種多様な中小企業が多く集まるものづくりの町であり、
『すみだ地域ブランド戦略』をはじめ、区を挙げてものづくり産業に取り組んでいる」と述べました。

　出席した支部役員からは、設備投資について、「一度に多額の資金はかけられないが、生産性向上を図るため、毎年計画的に行っている」という紹介や、人材確保・育成に関連して「待機児童の問題で、出産・育児休業中の従業員がいつ復帰できるかどうかわからない」という声がありました。一方で、「福利厚生を充実し、仕事のやりがいなどを訴求した結果、理工系時大学出身の技術者を採用できるようになった」「教育システムを整備し、従業員のモチベーション工場と定着を図っている」といった、創意工夫を行い、人材確保に取り組む事例も挙げられました。


　ものづくり推進委員会では、懇談会での意見をもとに今後の委員会活動や要望活動に反映していくとともに、支部と連携した各地域のものづくりに対する取り組みを進めていきます。