健康経営倶楽部

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1.ヤスマ株式会社

東京都品川区

ヤスマ株式会社
  • 健康課題の把握
  • 保健指導実施
  • 健康増進・生活習慣病予防対策
  • ワークライフバランス

ヤスマは創業70年を迎える香辛料メーカー。食品工業用としての原料供給や業務用及び一般消費者向けに自社ブランドの商品の開発、販売を手掛ける。静岡に研究開発センターを開設、工場内の設備を更新し、安全性の確保と新商品の開発に一層力を入れている。
【健康経営を始めるきっかけ】
当社は、過去に東北から季節労働の人に半年単位の住込みで働いてもらっていたが、単身赴任で食生活の乱れ等から体調を崩しがちであった。会社として配慮をする必要性を感じ、これが現在の健康経営実践の起源となった。

こんな健康経営やってます!

【健康経営の実施内容】

①健康診断受診勧奨

健康診断は全社員に受けさせており、10年以上100%受診を続けている。

②健診の結果、要再検査の社員に対し、担当者から直接連絡し、再検査の結果を提携の内科医に報告し、所見をもらうようフォロー

提携している内科医の先生に、全社員の健康管理に当たっていただいている。再検査の必要がある社員には、総務から本人に伝えられ、その後もきっちりとフォローを行っている。要再検査と伝えられた社員は、病院で必ず精密検査を行い、その結果を前出の先生に報告し、再度所見をもらうという仕組みを構築している。本社に限らず、全国の事業所を対象に実施している。

③経営者による禁煙の推奨

煙草をやめるのは大変なことだと思う。しかし、会社のために良く働く人ほど健康を害しがちでなので、健康に注意してもらおうと始めた。「煙草は体に良くない」と見かけるたびに声をかけ続けた(安間社長)。

④ライン長による残業指導、有給休暇取得勧奨

残業もなるべく減らすように指導している。必要な残業はやむを得ないとしても、基本的に月間20時間を上限としていて、「無用な残業でズルズルと居続けることがないように」とよく言い聞かせ続けている。有給休暇も取得するように指導しており、これらは総務部を通じて、それぞれのライン長から伝えてもらっている。

⑤ラジオ体操

工場では以前から実施していたが、本社でも実施。面倒くさがる社員も多くいたが、「社長がいう事なら・・」と、諦めるかのように始めた。

【結果】

①10年以上、健診受診率100% 、②従業員の健康意識の向上

③当初20名の喫煙者が現在は3名に

④無用な残業減、有給取得率の上昇、体調不良者が少ない、メンタル不調者なし

⑤現在はラジオ体操の「第三」に挑戦している

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