外国人観光客を呼び込むマーケティング

第1回 インバウンド初めの3ステップ

平成28年6月21日

 自社の売上を前年比2倍にしようと思ったらみなさんはどうしますか?
 最も現実的な解決法は、これまでターゲットとしてこなかった層を狙うことだと思います。そして、多くの企業にとって未開拓なのが、外国人観光客ではないでしょうか。
 この連載では、売上を前年比2倍にも3倍にも、ときに10倍以上にもできるインバウンド(外国人観光客)マーケティングについて、事例を交えながらご説明していきたいと考えています。

インバウンドマーケティングに必要な基本の3ステップとは?


 外国人観光客と聞いて、難しく考えることはありません。まずは普通のマーケティングと同じように、ターゲットの需要を把握すればいいのです。
 外国人観光客の需要とは?…簡単です。近くにいる外国人に聞けばいいのです。取引先の社員、近所の住民やお店、子どもの学校や塾の先生など、いくらでも日本語のできる外国人はいます。
 「外国人って日本のどんなところに魅力を感じるの?」と彼らに聞けば、インバウンドマーケティングの半分くらいは完成といえるかもしれません。
 彼らの答えを聞いて、きっとみなさんは驚かれるでしょう。なぜなら我々日本人の目線と全く違うことに気付かされるからです。例えば居酒屋で当たり前に出されるおしぼり。外国人の目線だと、アメイジングなサービスです。日本人の頭だけでは、決してわからない需要を捉える必要があるのです。
 外国人が求めているものを把握したうえで、自分たちの魅力を考えるのが第二のステップです。「外国人は刺し身が好きなはずだから、全面的に売りだそう!」。これではうまくいきません。外国人目線だと、刺し身は、どんな居酒屋でもたいてい置いてあるものかもしれません。
 外国人の目線に見合った商品やサービスを提供できなければ、あなたの会社が選ばれ続けることはないでしょう。
 第三のステップは、自分たちの魅力を知ってもらうことです。今来ているお客様を上手く使うことも一つの手です。SNSで発信してもらう、招待券・サービス券を友人に配ってもらうことなどは、すぐにできます。10年前と比べて今はクチコミの伝播が非常に速い時代です。インターネットやスマホのおかげですが、そんな超高速クチコミ時代にあっては、良い評価も悪い評価もすぐに広がるので、特に注意が必要です。

インバウンドマーケティングに必要な基本の3ステップとは?
インバウンドマーケティングに必要な基本の3ステップとは?

観光は日本で数少ない成長産業


 世界には、「観光は21世紀最大の産業である」という声もあります。観光産業ほど多岐にわたる業種に可能性を与えるものはありません。特に今、日本は外国人観光客の数が増え続け、大きなチャンスがきているといえます。
 しかし外国人観光客といっても一括りにはできません。世界には200以上の国や地域があるからです。そこで次回はターゲットを絞るということを詳しく説明したいと思います。


執筆者
村山 慶輔

やまとごころ社長。インバウンド戦略アドバイザー。ホテル・小売・飲食・自治体向けにインバウンド情報の発信、教育・コンサルティングサービス等を提供。著書に「訪日外国人観光ビジネス 入門講座 沸騰するインバウンド市場攻略ガイド」(翔泳社)

掲載:東商新聞 2015年11月20日号




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