中小企業に便利なウェブサービス

第1回 経営課題に対応したウェブサービス活用を

平成28年3月29日

“自社に適した”ウェブサービスを
 経営者が新しいウェブサービスに興味を持つことはとてもよいことです。しかし、活用してみたものの、あまり経営効果が出なかったということはありませんか?新しいウェブサービスがすべて自社に経営効果をもたらす訳ではないのです。人や時間に制約がある中小企業がウェブサービスを活用する際に大切なことは、自社の経営課題に対応したウェブサービスを活用することなのです。

経営課題は「需要創造」


 最新の中小企業庁の中小企業月次景況調査によると、全国の中小企業の経営問題で上位を占めているのは「需要の停滞」です。「需要」とは「欲しいと感じる気持ち」のこと。つまり現下の中小企業は「需要創造」をテーマにウェブサービスを使うべきと言えます。

リアルタイム検索で消費者の感情を捉える


 需要創造の前に、現時点での需要を確認してみましょう。実はネットを使って消費者や世間の需要を垣間見ることができる便利なサービスがあります。それは、Yahoo! JAPANの「リアルタイム検索(http://search.yahoo.co.jp/realtime)」です。例えば「東京」と検索すると、43%がポジティブな感情で、17%がネガティブな感情でツイッターで東京に関することを投稿していることが分かります(2015年8月19日時点)=図。1週間や1カ月間など期間を指定し、感情の推移を見ることもできます。
 活用のシーンとしては、例えば、新商品のコンセプトを考案している際に、リアルタイム検索でベンチマーク商品(先行する他社の商品等)名で検索すると、その商品に対するリアルな意見を把握することができます。その感情割合を参考にしながら、自社の新商品のコンセプトを練り上げるのです。さらに、テスト販売した自社商品への反応を調べることもできます。

図 リアルタイム検索で「東京」を検索した場合の「感情の割合」の結果
図 リアルタイム検索で「東京」を検索した場合の「感情の割合」の結果

需要を創るための主なウェブサービス


 現時点での需要をある程度把握できたら、次は積極的に需要を創る段階になります。一般的な中小企業は多額を投じたプロモーションはできませんから、代表的なウェブサービスと使い方を紹介します。

【ホームページ】
 製品のみならず会社への信頼を得ることを目的にします。

【ブログ】
 今後獲得したい顧客層に役立つ内容をビジネスブログとして書きます。ブログは検索性が高く、新規顧客との初期接点を生み出す効果があります。

【ツイッター】
 気軽に投稿できるという特性から、一般消費者向けのサービス業で、興味をひくようなキーワードを使って投稿頻度を上げると需要創造につながります。

【フェイスブック】
 ブログとツイッターは広く初期接点を生み出すことが得意ですが、フェイスブックは特定の興味を持つ人に瞬時に情報を拡散させることが得意です。例えば、熟年婚活支援事業など、特定市場の需要を顕在化させます。

【YouTube】
 音声と動きが伝わるため、店頭接客の様子など臨場感を伝えて見込客の需要を顕在化することが得意です。


執筆者
竹内 幸次

スプラム代表・中小企業診断士

掲載:東商新聞 2015年09月10日号




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