東京商工会議所北支部は交通運輸分科会・建設工業分科会の共催で10月27日（火）、「清水建設技術研究所　視察会」を開催しました。

清水建設技術研究所では、「10年後を準備する」をテーマとして、時代を先取りしたたゆまぬ技術開発に取り組まれています。今回は、首都直下型地震やゲリラ豪雨による都市水害への備えの必要性が叫ばれる中、最新の建築技術を学び、企業のＢＣＰについて考える機会とするべく、防災技術を中心に視察を行いました。

視察会では、始めに研究所設立の経緯や概要について説明を受けた後、本館を見学。本館は「柱頭免震」という独自の免震システムが採用されており、実際に建物内を歩きながら工法の特徴を解説いただいたほか、建設技術歴史展示室では建材や建設技術の進化の歴史について、パネル等の展示を踏まえた解説をいただきました。

参加者からは、「普段なかなか聞けない話が聞けて参考になった」「日本の職人の技術に驚かされた」との声があり、有意義な視察会となりました。