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東商けいきょう集計結果 (中小企業の景況感に関する調査) 平成22年1~3月期

2010年4月13日
東京商工会議所

  東京商工会議所(岡村正会頭)はこの度、中小企業の景況感をより正確に把握することを目的に標記調査を実施した。調査期間は平成22年2月24日から3月2日まで、対象は東京23区の中小企業2,366社。調査はFAXおよび聴き取りで行い、回答数は888社(回答率37.5%)。

【 ~4期連続マイナス幅縮小、緩やかながらも改善が続く。 先行きへの期待は強まる~】

 今期の業況は前回調査時に比べ+5.3ポイント(▲51.6→▲46.3)と4期連続でマイナス幅が縮小、緩やかながらも改善が続いている。来期見通しも前回調査時に比べ+6.3ポイント(▲40.5→▲34.2)となり4期連続でマイナス幅が縮小、先行きへの期待は強まっている。

業種により回復度合いにはばらつきが見られる。卸売業では、自動車・電機関連部品の好調を背景に、前年同期比では業況・売上・採算面で改善、今期水準でも業況・採算面で改善が見られる。また、製造業では、アジアを中心とする輸出好調等を背景に、競争激化による受注単価引下げの影響等から今期水準では業況・売上面で悪化したものの、受注量の増加により前年同期比では業況・売上・採算面で改善が見られる。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
中小企業部
担当 小島・森
TEL 03-3283-7754