中堅・中小製造業における産学連携の取組状況に関するアンケート調査
東京商工会議所
東京商工会議所(山口信夫会頭)のものづくり推進委員会(委員長:関家憲一副会頭・ディスコ会長)では、ものづくり企業における産学連携の促進を図る観点から実態調査を行った。
調査期間は、9月10日から10月28日。調査対象は会員の中堅・中小製造業等(回答企業数606社)。
【 調査概要】
■1.競争力を持った企業ほど産学連携を実施している割合が高く、自社の強みにさらに磨
きをかけようとしている意欲や姿勢がみられる。
■2.産学連携の経験がある企業が感じているメリットは多岐にわたり、また、ほとんどの企
業においてメリットを感じている。
■3.連携相手である大学等に対しては、研究開発スピードやコスト、開発テーマや研究領
域などに関して、意識や姿勢の違いを感じている企業が少なくない。
■4.産学連携の経験がない企業であっても、産学連携への意欲は高く、きっかけづくりが
重要。
今後は本調査結果をもとに、産学連携により成果を上げている企業への個別調査や大学等へのヒアリングなども行った上で、産学連携に関するノウハウや留意点を盛り込んだ報告書を策定する予定。
東京商工会議所
中小企業・支部担当部
TEL 03-3283-7644(直)