東京商工会議所ものづくり推進委員会は９月２６日に、「ものづくり推進委員会と板橋支部の懇談会」を開催しました。

本支部間でものづくりに関する情報交換や連携強化を図ることを目的とし、ものづくり推進委員会としては初めての試みです。

はじめに、釡和明委員長（副会頭、株式会社ＩＨＩ 会長）から「板橋区は東京２３区でトップクラスの製造品出荷額を誇り、製造業に従事する従業員数も多い。ものづくりを取り巻く現場の熱心な取り組みや経営課題などを伺い、今後の委員会活動に生かしていきたい」と挨拶がありました。

出席した支部役員からは、自社の取り組みについて「下請けの仕事だけでは取引先の価格交渉に応じざるを得ない。他社との差別化や、新しい仕事に挑戦していくことが重要」「ニッチ市場のトップを目指し、新製品を新規市場へ送り出している」といった意見など、国内のものづくりを絶やさず一層の成長に向けた積極的な意見が多く挙げられました。

ものづくり推進委員会では、懇談会での意見を取りまとめ、委員会の活動に反映していくとともに、今後も支部と連携し各地域のものづくりに対する生の声を聞くなど取り組みを進めていきます。