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東商けいきょう集計結果(中小企業の景況感に関する調査)平成26年1~3月期

2014年3月26日
東京商工会議所
中小企業部

 東京商工会議所(三村明夫会頭)はこの度、中小企業の景況感をより正確に把握することを目的に、標記調査を実施しました。調査期間は、平成26年2月21日から3月1日まで、対象は東京23区の中小企業2,471社。調査はFAXおよび聴き取りで行い、回答数は1,007社(回答率40.8%)。

【 東京の景況は引き続き改善、先行きは消費増税等による悪化を見込む】

○「業況DI」(前年同期比・全業種)は、▲3.5(前回調査比+2.1ポイント)と5期連続で改善した。業種別では、消費増税前の駆け込み需要等により、製造業は0.8と調査開始以来初めてプラスに転じ、建設業、サービス業を合わせて3業種がプラスとなる等、景況感の回復に広がりが出ている。来期の見通しについては、▲10.8(今期比-7.3ポイント)と悪化を見込んでいる。

○「売上DI」(前年同期比・全業種)は、1.0(前回調査比+0.4ポイント)と改善し、2期連続プラスとなった。業種別では、製造業は5.7(前回調査比+12.2ポイント)とプラスに転じ、小売業は▲13.4(前回調査比+4.2ポイント)と改善した。建設業は8.7と前回調査と比べ-19.9ポイントと大幅に減少したものの、プラス水準を維持した。

○「採算DI」(今期水準・全業種、「黒字」と回答した企業-「赤字」と回答した企業の割合)は14.6(前回調査比+1.4ポイント)となり、8期連続で黒字超を維持した。

○「資金繰りDI」(全業種)は、▲7.8(前回調査比+1.7ポイント)。「民間金融機関の貸出姿勢DI」(全業種)は、1.2(前回調査比+0.9ポイント)、今期水準は1.1(前回調査比+0.3ポイント)と改善し、プラスを維持した。

以上
【本件担当・問い合わせ先】

東京商工会議所
中小企業部
担当 石井・西村
TEL 03-3283-7643