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経営力upマガジン vol.187 を発行しました

2014年3月19日
東京商工会議所
広報部

 東商メール 【経営力upマガジン】≪2014.3.19 vol.187≫

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 ◆東商からのお知らせ
 1.消費税率引き上げ対策サイトから
  「消費税の価格転嫁対策のポイント」をご紹介
 2.「創業パワーアップサポート」をご活用ください。
 3.商工会議所検定試験・2014年度の日程が決まりました。
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 ◆東商政策情報
 4.会頭コメント「2014年春季労使交渉主要企業の一斉回答について」
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 ◆東商のイベント・セミナー情報
 5.~改正厚年法いよいよ施行へ~これからの企業年金解説セミナー
 6.平成26年度第1回 「会員企業と学校法人との就職情報交換会」
 7.メディアに近づくための広報・PRの基本・プレスリリースセミナー
 8.丹羽宇一郎・前駐中国大使講演会
  中小企業向け「日中情勢から見る日本企業の今後の中国ビジネス展開」
 9.第16回スペシャリスト交流会<東京・さいたま・千葉・横浜・
  川崎・相模原商工会議所主催>
 10.蓼科フォーラムバスツアー「高遠の桜と白州蒸留所・いちご狩り」
  【出発日:4月14日~1泊2日】
 11.スマホ・タブレットをビジネス活用しませんか?
  スマートデバイス活用セミナーご案内!
 12.職場におけるメンタルヘルス対策~休職規定の実務~(杉並支部)
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 ◆東商新聞から
 13.東京の底ぢから「工業英検で技術立国を支える」
  (日本工業英語協会)
 14.Biz Extra リーダーに聞く
   照明デザイナー石井幹子さん
  「美しい日本の明かりで、魅力ある街をつくり続けたい」
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 ◆コラム 時空散歩 「ユートピアへの道」
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 「東商」のご案内 
   http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=4YOBkAU22r0Z
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 ==東京商工会議所 オフィシャルFacebookページ==
 セミナー/イベント/補助金・助成金/中小企業施策
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  当メルマガは、入会申込書や法定台帳にアドレスをご記入
 頂いた方、イベントカレンダーから参加申し込みをされた方、
 ホームページよりお申し込み頂いた皆様、職員がご挨拶させて
 頂いた経営者の皆様に配信しております。
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 ◆東商からのお知らせ

 1.消費税率引き上げ対策サイトから
  「消費税の価格転嫁対策のポイント」をご紹介

  消費税率の引き上げ分を価格に転嫁ができなかった場合は、
 事業者の負担となり、収益が減ってしまうため、価格転嫁対策を
 考える事が重要です。消費税率の引き上げと中小企業の価格転嫁について
 東商新聞で連載された記事をご紹介します。

 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=zZArQ6DOG50Z

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 2.「創業パワーアップサポート」をご活用ください。

  創業時は資金や人材など、足りないものばかり。
 経営ノウハウについてもいろいろな情報を入手したいところです。
 そこで、経営支援のエキスパートである東京商工会議所と金融支援の
 エキスパートである日本政策金融公庫がガッチリ手を組んで創業された
 皆さまをサポートします。

 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=fQ7yEbn7xqoZ

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 3.商工会議所検定試験・2014年度の日程が決まりました

  自己啓発や能力開発に役立つ商工会議所の検定試験。
 ビジネスで必須の基礎能力から専門性の高い実務能力まで
 幅広い能力を身につけられる検定試験です。

 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=-wIFtHuZl44Z

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 ◆東商政策情報

 4.会頭コメント「2014年春季労使交渉主要企業の一斉回答について」

  経済の好循環実現に向けて、企業収益の拡大を賃金上昇につなげていくことは
 重要であり、大手各社がベースアップを含めて賃上げ回答を提示したことは
 歓迎すべきことである。(・・・以下本文)

 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=A6jbydNd7AQZ

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 ◆東商のイベント・セミナー情報

 5.~改正厚年法いよいよ施行へ~これからの企業年金解説セミナー

  財政状況が悪化した厚生年金基金の解散や、他の企業年金等への移行を
 支援する措置が盛り込まれた「改正厚生年金保険法」が4月に施行されます。
 “基金存続”か“他制度へ移行”か、“確定拠出”か“確定給付”か・・・。
 セミナーでは、改正厚年法の背景・概要の解説をはじめ、大切な従業員の
 老後を保障する財産である「企業年金」の今後について、取り得る様々な
 選択肢を詳細に解説します。(参加費無料)

 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=QdpuiHAqoHYZ

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 6.平成26年度第1回 「会員企業と学校法人との就職情報交換会」

  2015年3月卒の新卒者および既卒者の採用を検討されている
 会員企業の皆さんと会員学校法人の就職担当者を一堂に会し、
 「採用・就職」に関する情報交換・名刺交換会を開催します。
 前回ご参加いただいた方からは「一日で多数の大学と接点を持てた」
 「直接大学の担当者と話ができて参考になった」等の声を多数頂戴しております。
  新卒者採用に向けた人脈構築の場として、ぜひご活用ください!
 (会員優待、会員参加費無料、一般10280円)

 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=Ikk44WFYxC0Z

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 7.メディアに近づくための広報・PRの基本・プレスリリースセミナー

  自社の価値や製品・サービスの価値を広く社会に伝え、自社の認知度や
 信頼度を高めていくためには、メディアの活用、そして、そのための
 プレスリリースの活用は不可欠です。今回、共同通信PRワイヤーと共催で、
 プレスリリースに関する基礎知識をはじめ、他社事例等を参考に、
 効果的かつ効率的なプレスリリースの作り方をご紹介します。(参加費無料)

 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=u6P8Ki61RuUZ

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 8.丹羽宇一郎・前駐中国大使講演会
  中小企業向け「日中情勢から見る日本企業の今後の中国ビジネス展開」

  日中関係の悪化に伴い、改めて中国ビジネスのリスクに関心が高まっています。
 しかし、中国の大きなマーケットの重要性は変わることがなく、日本企業としては、
 中国をより理解することが必要です。丹羽宇一郎・前駐中国大使をお招きし、
 大使としてのご経験や最近の日中情勢を踏まえ、日中関係の現状と今後、
 日本企業の中国ビジネスへの取り組み方などについてお話しいただきます。
 (参加費無料)

 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=hosFnXdI_cYZ

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 9.第16回スペシャリスト交流会<東京・さいたま・千葉・横浜・
  川崎・相模原商工会議所主催>

  士業者の皆さまがクライアントからの様々なニーズに迅速・的確に応えるための、
 パートナー発掘、情報交換、事業連携を目的とした「スペシャリスト交流会」です。
 弁護士、弁理士、司法書士、行政書士、公認会計士、税理士、社会保険労務士、
 中小企業診断士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、ITコーディネータなど
 士業者の方々限定で開催する、パートナー発掘、情報交換、事業提携を目的とした
 交流会です。地域を超えた人脈づくりにご活用いただけますので、この機会に
 ぜひご参加ください。(会員限定、参加費3500円)
 
 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=x6xfDVMKt2sZ

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 10.蓼科フォーラムバスツアー「高遠の桜と白州蒸留所・いちご狩り」
  【出発日:4月14日~1泊2日】

  東商の研修・宿泊施設「蓼科フォーラム」にご宿泊いただく、
 毎回好評の1泊2日バスツアー。今回は、1,500本をこえるコヒガンザクラが
 咲き誇る、規模と色の美しさで「天下第一の桜」と称される全国的にも有名な
 桜の名所“高遠城址公園”へご案内します!(参加費22500円~)

 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=tIXmTjdR-fUZ

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 11.スマホ・タブレットをビジネス活用しませんか?
  スマートデバイス活用セミナーご案内!

 (1)Evernote Businessとスマートデバイスの活用セミナー

  スマートデバイスをうまく活用している企業の事例をご紹介し、
 ビジネスのヒントを掴んでいただくセミナーです。また、
 クラウドサービスの代表格であるEvernoteの活用方法もお教えします。
 (参加費無料)

 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=aayQGkCnTN8Z

 (2)タブレットとクラウドはこう使う!~導入事例紹介+クラウド体験セミナー

  スマホ・タブレット端末をビジネスに有効活用している企業の導入事例を、
 動画を交えて解説します。また、クラウドを使ったファイル共有について
 実際に操作して体験もできます。(参加費無料)

 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=qCB46opHe5wZ

 更にIT関連セミナー情報をご覧になりたい方はこちら
 ⇒東商クラウドワークスクエア
 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=i8wmLMT6ztQZ

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 12.職場におけるメンタルヘルス対策~休職規定の実務~(杉並支部)

  「新型うつ」だけではなく、メンタル不調者が一定割合で発生する
 時代となりました。インターネットを中心に労働者側の様々な情報が
 氾濫している中、企業側には自社の規模(就業規則の有無)に関わらず
 正確で冷静な対応が求められます。セミナーでは、考え方や具体的に
 どのように対応し、企業防衛を行うか?その解決方法を紹介します。
 (参加費無料)

 http://email-distribute.tokyo-cci.or.jp/mail/u/l?p=YejO4ywWA0wZ

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 ◆東商新聞から
 
 13.東京の底ぢから「工業英検で技術立国を支える」
  (日本工業英語協会)

  科学技術系英語の分野で高い評価を受ける「工業英検」を
 主催。運営している日本工業英語協会を紹介します。

 (詳しくは、東商新聞3月20日号 5面にて)

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 14.Biz Extra リーダーに聞く
   照明デザイナー石井幹子さん
  「美しい日本の明かりで、魅力ある街をつくり続けたい」

  各界の第一人者から東京の魅力や未来図を語っていただく
 「リーダーに聞く」。今号は照明デザイナーの石井幹子さんに
 お話を伺いました。
 
 (詳しくは、東商新聞3月20日号 Biz Extraにて)

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 ■■コラム 時空散歩 「ユートピアへの道」
 
  誰の言葉だったか、人生で大事なことはすべてドストエフスキーが
 書いてしまったとの至言がある。この19世紀ロシアの作家が現代に
 生きていたらノーベル文学賞は確実だったろう。小説に論争を持ち込み、
 神の不在、そして制御不能で不可解な人間存在の本質を解き明かした功績は
 いまも超える者がない。

  『悪霊(あくりょう)』は『カラマーゾフの兄弟』の十年前に書かれた。
 人類の1割が、自由と他の9割に対する無制限の権利を獲得すれば、
 9割は人格を失って家畜のようになり、やがて原始的な天真爛漫さに到達するとの
 考えを持つ人物が「この地上にはほかの楽園はありません」と言う。
 逆説的なユートピア思想は現代の独裁国家を暗示する。
 また、登場人物のひとりキリーロフが「いまの人間はまだ人間じゃない。
 幸福で、誇り高い新しい人間が出てきますよ。生きていてもいなくても、
 どうでもいい人間、それが新しい人間なんです。(中略)人間は神になって、
 肉体的に変化する。世界も変わるし、事物も、思想も、感情のすべても
 変わる」(江川卓訳・新潮文庫)と言う。「この世界はどんなふうに治療しても
 全治の見込みはない」という諦念に貫かれた小説が『悪霊』だ。

  人類史400万年。ヒトが社会を形成してから数万年。
 科学の恩恵はたっぷり受け取ったが、悪が追放され、人間はより良き
 存在になったのだろうか。

  ミシェル・ウェルベックが登場したとき、
 ドストエフスキーから100年が経っていた。
 孤独な世捨て人の暮らしぶりながら、現代フランスを代表する作家である。
 新著『地図と領土』が日本でも反響を呼んだが、出世作は小説『素粒子』。
 20世紀最後に書かれたこの本(邦訳は野崎歓・ちくま文庫)は、
 歴史を総括し、人類の未来を暗示させるという意味で世界を震撼させた傑作である。

  物語は父親の異なる兄弟のエピソードを交互に描く形で進行する。
 欲望のまま退廃的に生きる兄ブリュノと違い、弟のミシェルは禁欲的な生活を送っている。
 分子生物学者であるミシェルは、エゴイズムや虚栄心、
 欲望を駆動力として動く人間社会が絶えざる憎悪と暴力を生むから、
 この世界の第3次変革が必要と考える。
 ちなみに第1次はキリスト教の登場、第2次は近代科学の登場だ。

  人がいつまでも社会の矛盾を解決できないのは、
 生命の形態とりわけその誕生にある。
 罪はセクシュアリティの「無駄で危険な退行的機能」にある。
 ミシェルは「有性生殖以外の一般的方法で細胞分裂のトポロジー的条件」を
 つくるべきと思い至る。そしてその論文を残して失踪した。
 物語は2200年代に及び、ミシェルの設計図どおり、楽園を創った創生人類が
 語り手だったことが最後に明かされる。グレッグ・イーガンの新著『白熱光』は、
 有機生物として進化した知性(私たちの子孫)と、電子的な情報世界から出た知性が
 ともに暮らす融合社会が銀河系に広がる世界を描く。
 社会の矛盾は、社会に解決を任せてもだめだから人間を改造してしまえという思想は
 ウェルベックに宿った。理想郷を目指していたはずの人類は果たしてどこへ行くのか。
 歴史はいつもユートピアへの途上にある。
 人の中に棲む「悪霊」は追放できないが、より良き人間の創造は、
 クローン技術ではなく、人の社会改良技術(政治とも言う)にまかせたいものである。

  小欄は今回で終了します。長い間ご愛読ありがとうございました。

  (執筆者:UTSUI)

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