東商は１０月１０日、第１１回「勇気ある経営大賞」の顕彰式典を開催し、大賞の内野製作所（内野徳昭社長）をはじめ、優秀賞５社、特別賞２社に表彰状とトロフィーが贈られました。

　実行委員長の福井威夫副会頭（本田技研工業取締役相談役）は挨拶で、「今年は自社のコア技術や独創的な商品を磨き抜き、国内で成長を遂げた企業と、海外展開で成功した企業という２つの特徴がみられた。受賞企業に触発され、今後も数多くの企業が、勇気ある経営に挑戦することを期待している」と述べました。

　大賞を受賞した内野製作所の内野社長は、「自社の事業は、技術的要素が高いものの、あまり多くの人の目に触れず、地味な仕事でもある。このような経営を評価いただき、社員一同大変光栄に感じている」と述べ、「大企業が持ち得ない独自の技術と機動性を持って、将来に向かっていきたい」と語りました。

　勇気ある経営大賞は、厳しい経営環境の中で勇気ある挑戦をしている中小企業を毎年顕彰しているもので、今年も１４３社の応募の中から選考されました。

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