東京商工会議所国際部に事務局をおく日印経済委員会は、９月４日に第３８回日印経済合同委員会会議、５日にインド投資促進セミナー・日印ビジネス交流会を開催しました。
４日（水）の合同委員会会議では日印合わせて総勢１６２名の方が出席されました。
開会式では、飯島 日印経済委員会会長、カンワール印日経済員会会長、ディーパ・ゴパラン・ワドワ駐日インド大使、鈴木英夫経済産業省通商政策局長らが挨拶に立ち、日印間の投資拡大の重要性を訴えました。
基調講演では、榊原インド経済研究所理事長・青山学院大学教授が、両国企業が互いのビジネスカルチャーを学ぶ必要性について指摘しました。また、サンジャヤ・バル国際戦略研究所地理経済学・戦略ダイレクターは日印経済委員会を通じた日本からの対インド投資の促進の必要性を訴えました。
第一回全体会議では、インフラ分野における日印協力について、渡辺常設委員長によるスピーカーの紹介の後、レラン共同会長と５人のスピーカーで討議を行いました。第二回全体会議では医薬品、食品加工についてセクター別プレゼンテーションが行われました。また、閉会式の後、日印経済委員会主催のインド側代表団歓迎レセプションが開催されました。
５日（木）のインド投資促進セミナー・日印ビジネス交流会は、日印合わせて約２５０名の出席を得、インドにおける投資機会やインド進出のためのアプローチ法についてのセミナーに続き、５５社のインド企業と１５０社超の日本企業による商談会が開催されました。