東京商工会議所をはじめ都内の１５団体で構成する「東京外かく環状道路（関越道～湾岸線）整備促進連絡会議」（事務局：東京商工会議所）は、１１月２０日、第７回目の会合を開き、標記決議を採択しました。

今回の決議のポイントは以下の通りです。

東京外かく環状道路・関越道～東名高速間については、昨年９月に着工が実現し、本年５月には東名ＪＣＴ部において立坑工事が開始されました。また、９月に青梅街道ＩＣ予定地の道路区域が決定されるなど進展も見られますが、東京開催が決定した２０２０年オリンピック・パラリンピックの円滑な運営を支えるためにも、２０２０年までに確実に供用できるよう、国において必要な財源を確保するよう訴えています。

東名高速～湾岸線間については、未だルートが確定しない予定路線となっていますが、同区間が開通すれば、関越道・中央道・東名高速と羽田空港や京浜港とのネットワークが確立され、東京の国際競争力強化に資する大変重要な路線です。そのため、同路線について、早期に計画を具体化し、事業化することを求めています。

※当連絡会議では、今後、東京都議会外かく環状道路建設促進議員連盟等とも連携し、国土交通省、東京都をはじめ、関係各所に整備推進を訴えていきます。

【参考】連絡会議の概要（設立：平成１９年１０月２２日）
（１）目　　的：東京外かく環状道路の関越道･東名高速区間の整備促進、東名高速以南の早期計画具体化の促進
（２）構成団体：東京商工会議所、八王子商工会議所、武蔵野商工会議所、青梅商工会議所、
　　　　　　　 　　立川商工会議所、むさし府中商工会議所、町田商工会議所、多摩商工会議所、
　　　　　　　　 　東京都商工会連合会、一般社団法人東京都トラック協会、一般社団法人東京バス協会、
　　　　　　　　 　一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会、東京都商店街連合会、公益財団法人東京観光財団、
　　　　　　　　 　公益社団法人東京青年会議所

（３）平成２５年度の主な活動：梶山国土交通副大臣に対する陳情（平成２５年７月）など

1. 東京外かく環状道路（関越道～湾岸線）の整備促進に関する決議