今回企画をしたのは、同ゼミナールを受講した㈲渡辺塾の取締役 渡辺浩氏、㈱しまや出版代表取締役 小早川真樹氏、㈱都市と生活社代表取締役 浦田千晶氏の３人。それぞれの会社の技術やノウハウが活かされた商品に仕上がっています。

　きっかけは、同ゼミナールのディスカッションの中で「今回のメンバーで一緒に何か出来ないか」という議論になったこと。同ゼミナール終了後、渡辺氏が色々なデザインのノートを製品化している小早川氏へ依頼し、そこに抗菌コート技術で特許を持つ浦田氏が付加価値として抗菌加工を施し完成しました。

　かねてからの思いが実現した渡辺氏は、「ゼミナールで知り合った仲間のおかげで、考えていたより数倍も付加価値の高い商品ができた。他の分野でも皆の力を合わせれば、まだまだ新しくやれることは多い」と語っています。

　また、同ゼミナールの講師を務めた中小企業診断士 三谷恭寛氏からは今回のオリジナル商品誕生について『各々が保有する既存の経営資源（抗菌技術、印刷技術、顧客としての生徒）を上手く活用したマッチング事例です。３社ともに背伸びする事無く、堅実で「頭の良いアライアンス」だと思います。今年度募集をするメンバーも含め、経営者同士の輪を広げてほしい』と述べています。

24年度のきた若手経営者ゼミナール参加者からは、
・各社の具体的状況に即して講義が行われていてとても参考になった。
・経営の知識を振り返るきっかけになった。
・色々な方と知り合いになることができ、様々な意見を聞け、非常にためになった。
と言った感想があり、モチベーションアップにつながったことが、伺えます。

　北支部では25年度も同様の企画を実施予定ですので、是非奮ってご参加ください。開催時期については決定次第イベントカレンダー等にて告知します。