中小企業の資金繰り等に関するアンケート調査結果 (1~3月期) |
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・回答数 |
Ⅰ.調査結果概要
平成12年1~3月期の資金繰り(平成11年10~12月期に比べた平成12年1~3月期の状況)は「変わらない」と回答した企業が7割近くを占めているが、「悪化した」としている中小企業は29.0%で、前回調査(7~9月期に比べた10~12月期の状況)の24.2%から4.8ポイント悪化した。 Ⅱ.回答企業の概要について
〔質問1〕
○ 平成11年10~12月期に比べて、資金繰りが「悪化した」と答えている中小企業は29.0%で、前回の24.2%よりも4.8ポイント悪化した。
〔質問2-1〕
○ 民間金融機関の貸出姿勢について、「借入れしていない・わからない」「無回答」の企業を除く181社をみると、「更に厳しくなった」が8.8%で、前回の5.5%から3.3ポイント増加、一方「相変わらず厳しい」は47.5%で、前回の54.3%から6.8ポイント減少しているが、貸出姿勢を「厳しい」と感じている企業が過半数を超えている(56.3%)。 ○ 産業別にみると、製造業、サービス業を除く3業種で厳しい(「更に厳しくなった」「相変わらず厳しい」の合計)と回答する割合が依然として6割を超えている。特に、「更に厳しくなった」と回答した割合が卸売業では11.1ポイント、建設業では6.6ポイントとそれぞれ増加し、悪化の傾向が強まっている。一方、製造業では、「緩くなった」と回答した割合が15.9%と前回の1.7%から14.2ポイント増加している。
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